2014/10/5 日曜日

Lucy

Filed under: 豆知識 — Lucy+K @ 1:48:51

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台湾の活動が多かったここ最近の私ですが、
リュックベッソンもLucyなんて映画をつくるもんだから
なにごとかしらと、映画館に見に行ったら
なんとフランスの方なのに半分はロケ地台北!
台北101がたーーっぷりでてきます!

気が合いますね〜ベッソン監督と。
この映画の善し悪しはここでは書きませんけど、
彼ももちろん映画でこの名前にした意味はあるわけで
基本はこの名前使う時点で同じでしょうけど
私だってそれを言われたら負けませんよと、
また改めて書きおこしておきます。

Lucy+Kという名前。
何度かブログでも話している、私の活動名。

ルーシーは世界で最も古く見つかっている350万年前の女性の骨の名前です。
(今はさらに古い骨が見つかったようですが。)
また地球上で一番古い骨ということで「人類の母」ともよばれています。
その骨がなぜルーシーと名付けられたかといえば、私が生まれた1974年
アメリカの学者がその骨をエチオピアで発掘したときに
世の中に一番流れていた曲がビートルズの「Lucy in the Sky with Diamonds」で、
当時女性の名前で一番有名になったLucyの名前がつけられたそうです。

この曲はジョンの息子の幼稚園時代の友達Lucyちゃんのことを唄った曲。
そのLucyさんは数年前に50代という若さで膠原病で亡くなられていますが実在した人物です。
私も軽くかかってわかりましたが膠原病ってとても辛い病気です。
なんといっても最初原因がまったくわからないのですから。

そして私がLucyを意識するようになったまず最初のきっかけは10年前、
当時飼い始めた愛犬の名前をこのビートルズの名曲「Lucy in the Sky with Diamonds」の頭文字からとって「Lits」と名付けました。
正確にはそのとき一緒にいた人がつけたんですけどね。

いろんな思いを重ねて生きていく中で私の人生を守ってくれた犬です。
はじめて独立してひとりで活動していくとき
言葉自体に意味をもたない名前をつけたいと思い、人の名前をつけることにしました。
そこで一番身近な名前は、愛犬「Lits」にまつわり「Lucy in the Sky with Diamonds」の「Lucy」としました。
Lucyのことを辞書でもっと調べたときに、なんと「LucyちゃんはKが大好き。なぜならKがはいると「Lucky girl」になれるから!
Lucy+K」って書いてあったのです。ほんとですよ。

私の名前奈々子というもんで
小さな頃から7の数字ばかり気にしてきました。
ラッキーセブン
軽いんですが
Luckyという言葉はなじみがあります。
他人任せ運任せ。
でも私の人生はそれでいいかなと思っています。

「人類の母」の重みと

「ラッキーガール」の軽さと

宿命と運命と
相反するような同じような
両方を兼ね備えた活動を
今後もし続けていきたいと思っています。

台湾もきっと運命かな。

2014/9/18 木曜日

台湾ジジロックが無事に終わりました。そして来年。

Filed under: ggのこと,アーティスト — Lucy+K @ 6:38:41

8月30、31日と台湾でのgg Lock Art Festivalが無事に終わりました!
ご来場いただいた方、ご参加いただいたアーティスト、お手伝いしてくれたスタッフ、またなんといっても地元で大協力してくれた各会場の台湾スタッフのみなさん、本当にありがとうございました!

報告はこちらに!
https://www.facebook.com/gglockartfestival

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もちろん毎回地元のみなさんにお世話になっているんですが、今回の台湾は特に協力体制が大きく、お返しをどうしたらいいかさっぱり検討もつかないくらいのことをもらってしまいました。
そしてまたいつものことですが、たくさんのご迷惑もおかけしてしまいました。
そんな中でひとつ言えることは、参加してくれたアーティストや地元の共催者のみなさんが喜んでくれたのが今回ちゃんとわかったこと。
それが一番の幸せなのです。

ジジロックをやる場所については毎回縁のある人がいる場所にしています。
複数人いることもあります。

今回のジジロックのキーパーソンは台湾の写真家の友人アイビーチェンでした。
またもう一人、そのアイビーをつないでくれた友人の映画監督、永田琴です。
私の中で台湾ジジロックはこの二人を中心とした幸せを見つけるのがスタートでした。猛烈に愛のある二人と一緒に出来た事が今回本当によかった。
なのでまずは、展示についてはその二人の師匠でもあり私と出会うきっかけをくれた重要な人物、篠田昇さんと同志の岩井俊二さんの作品を映画館「台北之家」で上映することにしたのです。
またこの会場は、Lucy+K所属「羊毛とおはな」の、台湾での音楽レーベルであるWelcome Music代表のベンソンが、偶然にも「台北之家」と親しいということでつないでくれました。さらに偶然にもWelcome Musicは昔、日本のドラマや映画のDVDの配給やらなんやらやっていて、以前岩井さんの映画のDVDもでここから出していたとのこと。偶然からはじまったはずが、すっかりイベントの進行から制作物から宿泊相談までWelcome Musicには多大なるご協力をいただきました。
もちろん台湾でも人気のある「羊毛とおはな」のギタリスト羊毛くんにも出演していただきました。(はなさん休養中のためたまたまソロデビューとなる)

そしてもうひとつの会場「華山1914地区」は、4、5年前にはじめて台湾を訪れたときからここで何かできたらいいなあと思い続けていた場所でした。しかし何度かトライしかけては予算などがあわずあきらめかけていたところ、開催約3ヶ月前にアイビーの紹介で愛情たっぷりの素敵なMギャラリーのオーナー、センさんと出会い、約2ヶ月前という信じられない時期に正式に場所が決まりました。
ですので今年は、はじめに決まっている方以降はギリギリの決定すぎて誰も誘えませんでした。笑(いつもなら場所が決まった段階からどどどっと中の良い作家さんたちを誘い出すのですが)
そんな条件でも身を委ねてくださった作家さんを紹介します。金沢から参加してくれたMACHINOhanayasan は、もともと「羊毛とおはな」のお仕事で出会い、私が金沢のお店に訪れた際に台湾に行きたいと思っていたところ!というオーナー岡本さんと話が合い当初より参加が決まっていました。さらにアイビーの旦那様が台湾で大人気の花屋さんということも、良い出会いの予感的中で、しすばらしいコラボレーションが生まれました。
そして毎回有無を言わずとも参加常連組の素晴らしいパフォーマー仙石さんと六弦琴さん。長年の参加から現場の即興感や奇跡の出会いを楽しんでくれている唯一の貴重な仲間です。
また、今回仲良し雑誌「カメラ日和」のPHOTOFESと合同開催が出来たため写真の展示を強化しようと、アイビーをはじめ、それぞれ台湾の写真を撮っていた写真家の本城直季さんと牧野智晃さんのお二人をお誘いしました。
そして唯一会場がわかってから参加が決まった作家の平野傑さんは別の打合せをしている際に、台湾へのインスピレーションを感じたらしく急遽運命的な参加を成し遂げました。

というわけで、もうわかると思いますが
gg Lock Art Festivalは毎回すべて縁、繋がりで開催しています。

2008年に2年限定の月代わりのお店が終わることから打ち上げ的にスタートしたgg Lock。
ほぼ、私と相方さちこのggにとっての大事な人たちや大事な場所をテーマとしてやり続けているイベントです。
この個人的な想いすぎるお祭りは、ありがたいことに私たちの予想を遥かに超え、たくさんの方の想いと力で、スウェーデンや台湾などの外国のみなさんにも受け入れていただけるようなイベントになりました。おかげさまで今もいろいろな国や場所から声もかけていただき嬉しい限りです。

ただ、大きく影響のあるイベントになるにつれて、当然ですが、個人的な想いだけではみなさんに迷惑をかけてしまうことも多くなります。
参加者、来場者、協力者のみなさんが幸せになるイベントにするにはもっともっと主催者の私たちが変化し能力や経済力がなければなりません。
しかしこれからも私はこの個人的な想いやつながりを変えるつもりはありません。
というわけで台湾の準備をしているときに既に考えていたことなのですが、個人的な想いすぎるお祭りは、個人的な想いにより来年をもって最後にすることにしました。
これからは各地で生まれた素晴らしい仲間や場所や国などと一緒に新しいプロジェクトや企画を立ち上げていくことにしていきたいと思います。
まあ、言ってしまえば、ようは個人的ではなくもっと大きなつながりとなるのかもしれませんが。

そして!最後となるgg Lock Art Festival 2015はこれまでで最多の縁がいくつも重なり、東北は宮城県のとある町での開催となります。既に今回2014の協力者である台湾の方々も東北参加してくださるとのコメントをいただいています!(最後とはまだ伝えてないんだけど)来年はここぞとばかり個人的な想いやつながりを大事に開催したいと思います。作家の皆様、ボランティアさん、お客様、容赦なくお誘いしますので是非ご参加ください。

また参加されたい方は先に教えていただければと思います!

鍵をついにあけるときがきたのかもしれません。

2014/7/7 月曜日

gg Lock Art Festival 2014 は台湾です!

Filed under: ggのこと,アーティスト — Lucy+K @ 5:41:36

今年のggLockは8月末に台湾で開催します!

しかも今年はカメラ日和のフォトフェスと合体!
是非遊びに来てください〜!

詳細は以下サイトページにて
http://shop.lucky-clover.jp/?mode=f48

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gg Lock Art Festival 2014 in Taiwan
日程:2014年8月30日(土)・31日(日) ※29日レセプション
会場:台北之家(光點台北)、華山1914文創園区、東京正宗(カメラ日和会場)

◯アート会場:華山1914文創園区 http://www.huashan1914.com/
協力:MPX 協賛:HeineKen
【参加アーティスト】
MACHINO-hanayasan/本城直季/アイビー・チェン
平野傑/市川和則/仙石彬人+六弦琴/他 gg SHOP 

◯映画会場:台北之家(光點台北) http://www.spot.org.tw/
協力:Welcom Music
【上映作品】監督:岩井俊二「花とアリス」「リリイ・シュシュのすべて」「四月物語」
監督:永田琴「我愛你in TOKYO」ワーコールWebムービー「下着にまつわる物語」×Live 市川和則(羊毛とおはな)【展示】篠田昇&アイビ・ーチェン

◯写真会場:東京正宗(カメラ日和 PHOTOFES)
協力:Indigo Blue International 
【内容(展示)】カメラ日和/カメラピープル/牧野智晃/gg 他

七夕

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 5:00:06

今日は七夕です。

私たちジジの活動の中にババという活動があります。
村のお手伝いや自分たちのイベントをしながら
長野の山でたくさんの人やものやことと触れて過ごしています。

先々月、5月のある日、中条でのジジの師匠えみこおばちゃんの旦那さんが他界されました。

長野の山に行くたびに唯一私たちを叱ってくれるのは、このおじちゃんでした。
田舎暮らしや田舎で何かをやるということのセオリーをこの8年間ずっと教えてくれました。

えみこおばちゃんにはお料理を教えてもらってババの家の相談にのってもらって
あたたかかく迎え入れてもらっている一方、
おじちゃんはいつもいつも、こんなことは田舎でしたらダメだとか、
あの人に手みやげを持っていけとか、しまいにはおまえらなあ金もねえのに来てる場合じゃないぞとか、
本当に叱られていました。
私が東京から中条にわんさか変わった人をつれて来るので「おお変態たちがまた来たな〜」とからかわれるのもいつもの楽しいやりとり。
さらに実は、DIYの神様のような人。手作りの小屋やら家具やらなんでもできちゃう。
ドライフルーツ制作器もストーブ使って手作り。
さっちゃんのコラージュ作品の材料を探しに軽トラで山にはいってくれることもしばしば。

本当に口は悪いけど、何かやるときに結局一番手伝ってくれ、一番準備万端で、一番優しかった。
えみこおばちゃんとおじちゃんはジジの活動のまさに根源となる師匠でした。

昨年、ジジ店長さっちゃんの結婚式を長野の山奥でやったんですが
軽トラで花嫁のさっちゃんをつれてきてくれたのがおじちゃんです。

さちこ店長ウェディングショートムービー10分ぐらいあります。(Facebook by小林三旅)

5/4 野口修嗣&幸子 中条村結婚式の映像です。いけなかったひとどうぞー!

小林 三旅さんの投稿 2013年5月5日(日)

今では自治体の方と一緒にいろいろやれるようになったけれど、
私たちが山や森のことをやりたいと思い通い始めて、この夫婦にゼロから全部お世話になりました。
長生きしている人生の先輩に教わる事はたくさんあります。
同じ世の中に生きている間に大事なことをもっともっと受け継がないとという思いからBabaはできました。

山や森のことをたくさん教えてくれたおじちゃんの教えをこれからは自分たちでちゃんと考えながら
頑張りたいなと思います。
ありがとう。

ちなみにおじちゃんは
彦おじちゃんとよばれていました。
今日は七夕です。
彦星は姫に会いにいってあげてるのかな。

2014/4/28 月曜日

羊毛とおはなの公式サイトがリニューアルしました!

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 12:16:47

羊毛とおはなの公式サイトがリニューアルしました。
制作はLucy+Kで担当しています。

まだ完成していないページなどは
徐々に増やしていきます
お待ちください〜。

羊毛とおはなHP
http://youmoutoohana.com/

2014/4/12 土曜日

Kastane×羊毛とおはな×カラーワークス!

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 12:10:45

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4/13(日)Kastane原宿店にてイベント『羊毛とおはな見♡』

春のKastaneショップ内が羊毛とおはなとカラーワークスのペイントが一緒になって
どんな空間になるんでしょうか?

 
【イベント概要】

日時:2014年4月13日(日)
場所:Kastane 原宿店
時間:13:00〜17:00 「羊毛とおはな」プレミアムライブは16:00〜開催予定
参加費:無料

※原宿店は通常通り11:00〜20:00まで営業しております。

☆この日はSPECIAL DAYなので、店内ALL10%OFFでお買い物もお楽しみ頂けます。
 
 
【イベント内容】

1.「羊毛とおはな」プレミアムライブ
16:00〜開催予定

2.みんなで作ろう!ステージペインティング
「Kastane × 羊毛とおはな ANNIVERSARY SET」をご購入いただくと、ステージペインティングに参加していただけます。
ホスピタリティーを持ってペイントでサポートする「カラーワークス」と一緒に、お客様が中心となってステージペインティングを行います。
ここでペイントした作品がライブステージに?!
このイベントのために、オリジナルカラーのペンキもご用意しました。
当日はペンキの販売も行いますので、お楽しみに!

3.あなただけの「ORDER CHACO」カスタムオーダー
お花のヒッピーバンドで有名なヘッドアクセサリーブランド「CHACO」。
CHACOの中でもマストアイテム「CHACOバンド」のあなただけのカスタムオーダーができます!
先着順になりますので、お早めに…☆

4.この日だけのバルーンが登場?!
「Yellow Bird」が風船アートでイエローバードちゃんに変身?!
桜のバルーンやその他リクエストにもお答えします。
とってもかわいいバルーンをGETして下さい。

5 花より団子?!
お茶とお団子も用意しています。
お料理の演出にもご注目!!

詳しくは⇩
http://www.kastane.com/wp/?p=1900

2014/4/4 金曜日

4/10ロベルト杉浦命がけのステージ!久しぶりタンゴ

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 2:52:44

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戦友のロベちゃん、いや世界のラテン歌手、ロベルト杉浦が久しぶりにタンゴのライブで熱唱します!
渋谷ラストワルツで薔薇を操り身を狂わすタンゴの世界をお楽しみください。

この数年なんだか言いつくせないほどの濃い人間時間をロベちゃんたちと共に歩み社会で戦ってきた気がします。タンゴの唄を聴くと生きることというか生きなくてはいけない理由をいつも考えさせられる。
もしも私がタンゴの世界に本気で融合できるような仕事や活動をするとしたらまだ10年は先だろうな〜。いや20年だな〜。

*************************

2014年4月10日(木曜日)

ロベルト・杉浦
Los dias de Tango y Rasas〜タンゴと薔薇の日々〜

薔薇は誰が為に咲いているのでは無い。唯、咲くが為に咲いている。
その豪奢な美しさは我々に享受の快楽を与え高々数夜を向けると枯れて死ぬ。
私は誰が為に歌っているのでは無い。唯、歌うが為に歌ている。
歌声は薔薇の運命と同じく、無為無償の美に全身全霊の炸裂をして儚く消えゆく…。
但しその一回性の価値は一期一会のライブで貴方に閃光を放ち感電することで証明されるであろう。
4月10日、私は史上有りっ丈の薔薇を手に、即興のタンゴも歌います!

日時:2014,4,10(木)18:30open / 19:30start
金額:前売り¥3,000/当日¥3,500(ドリンク別)
問い合わせ先:lastwaltz@shiosai.com

Last Waltz by shiosai(ラストワルツ・バイ・シオサイ)
東京都渋谷区渋谷2-12-13八千代ビルB1F
tel&fax:03-6427-4651

2014/4/1 火曜日

ワースト1位の地元を変えた島根のノリさん

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 9:58:08

四月に入り、あと二週間でサイトリニューアルということもあり、そろそろこのブログも発見されそうなので、少し真面目なことを書いときます。
この数年の活動のひとつとして、ただのいぬ。プロジェクトをしばらくお休みしていた間、ハッピーミュージックフェスタという動物問題の啓蒙を目的とした音楽フェスに力をいれていました。

写真も展示もするんですが、ただのいぬ。よりターゲットを広げてさらに興味がない人にも音楽を通じ一人でも多く知ってもらうプロジェクトです。

しかし、まだまだみんな知らないし、簡単に世の中変わりません。

さて
先日、今年の動物殺処分数の都道府県別ワーストランキングの発表ありました。

http://blog.goo.ne.jp/kurokuro0524/e/7a118d18cc809b0ead1f2e3ef2548dca

みなさんの地元は何位でしたか?

個人的に島根県の36位が感慨深かったです。

そう、島根動物愛護ネットワークのノリさんに出会ったのは、かれこれ7.8年前だったかな…。

突然、展覧会会場に「ただのいぬ。展」を島根で開催するにはどうしたらよいかとやってきた人がいました。
その人がノリさんでした。

ただのいぬ展は、動物処分問題がまだまだ閉鎖的な10年前に会場の広さも予算も内容も異例の大きな規模の世田谷文化財団主催の動物問題啓蒙写真展。
同じことをやるには、個人では難しい規模。しかも遠く事情もわからぬ島根県ではさすがに 難しいかなとメンバーで話していたら、その人はもともと世田谷区に住んでいたデザイナーさんで、なんでも出身地の島根県が殺処分数全国一位ということを知り、いたたまれなくなり動物愛護活動に向けて地元にUターンしたというのです。
さらには、当時島根に初の民間ボランティア団体を立ち上げ、人数お金も集めるとの熱意に、私たちは開催を断る理由もなく、2008年、世田谷区と島根県という珍しい共催により「ただのいぬ。展in島根」が島根県立美術館で実現しました。
この展覧会をきっかけにしてノリさんが島根行ったネットワークやコミュニティの構築、そして一番大事な自治体との連携。
島根展開催当時の保健所担当者が幸い動物好きな方で、活動を前向きに考えてくれました。ただ、毎日の死のルーティン作業に途方にくれつつも変えられない担当者を目の前に、行政の法律や仕組みをかえるには努力と根性だけではできません。

ノリさんの人柄、知識、体力、厳しさや思いやり。そして動物はもちろん行政からボランティア、また犬猫を捨てる人拾う人みんなの気持ちがわかることが必要で、まさに地道な忍耐力で島根の保健所と力をあわせた結果、処分数全国ワースト一位だった地元を36位に変えたのだと思います。

とにかく、その素晴らしい活動されているノリさんこと西原範正さんにたくさんのことを教えてもらいました。
ただのいぬ。展を一緒にできたことに感謝いたします。

もちろんノリさんの他にもアリスの金木さんや作家の眞子さんなどの尊敬する先輩方を
見習いながら私もできることを続けていきたいなと思います。

この数年、私も含め、ただのいぬ。の各メンバーがそれぞれの動物愛護活動をさらにひろげていき、しばらくお休みしていたプロジェクトですが、今年は、共にスタートした写真家の服部さんと再びただのいぬ。の原点「写真の力」を見直すことにしました。

2001年、ピエブックスから「ただのいぬ。」が出版されてもう13年。殺処分数は減ったものの、まだ年間数十万頭のままの単位。

音楽の力、写真の力、デザインの力もフルに発揮して処分数0に向かいます!

詩はか書けるかわかりません。。

リッツ力を貸してね。

2014/2/15 土曜日

雪と私

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 12:45:57

今年に入って大雪二回目!
東京でこんなに雪がふるのは初めてな気もします。

写真は先週の一回目の大雪で、友達が地元諏訪大社で結婚式をあげた素敵な写真!

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雪って大変だけど雪ってほんと奇麗!

私は出身が長野市だから雪は慣れているはずなんだけど20年近くも東京にいるとどうも感がにぶくなってきてしまいます。

スキーやスノボももう10年以上行かなくなり、そもそもこう見えて、若かりしときスノボーをやってまして、
というか、短大卒業して新卒で一回地元に帰りの長野の広告制作会社で3年働いていたことがあって(なんと私は最初は広告会社の営業で入社!)
その3年はがっつりスノボガールですよ。

見えないでしょうけど。
長野には小さいスキー場なら市内の中心部から40分くらいで行ける近いところもあったので、たまに会社の先輩達と仕事終わりに車でびゅーんとナイターに行きスノボーしていたりもしました。学生時代恐れていた社会というものも入ってみたら優しい先輩たちばかりで拍子抜けの楽しい会社員生活。これも雪のおかげかな。

その中でも衝撃だったのが会社のスノボ仲間に同じ年のデザイナーの女の子がいたのですが、私よりあとからはじめておいて、1年ぐらいでなんと「私、プロのスノーボーダーになります!」といって会社を辞めていきました。そして本当にプロになってワールドカップまで行ってしまいました。
それに比べて私はいつまでたっても怖くてジャンプもできず、たらたらスカシて滑っているだけ。当時お互い22、3歳とかでしたから、アスリートになるにはもちろんその子は遅咲きですが、潔さがかっこよかったですね。さすがに私も将来を考えました。当時はファッションでやっていた部分もあり、とにかく20〜23歳までの冬はそういう仲間とそういうオシャレなことをしたい時期だったのでしょう。とにかく雪のおかげで夢のような本当に楽しい社会人生活のスタートだったと思います。

長野で三年間勤めたのち東京転勤後は、そんな本気の彼女とは違い、ファッション感覚でスノボやってた私は当然だんだんやらなくなっていきましたが、
なんとその後、私はデサントという会社のスキー企画室に契約ではいることになり、スキーウェアデザイン企画のアシスタントをしながら、なんとスノボウェアの新ブランドの立ち上げをやらせてもらったのでした。
そして、そのとき今度は私も彼女も24,5歳、そんな仕事につけたことからはじめてプロのスノボ選手になった彼女と仕事を通して(スポンサーになった)また会えることになったり、やっと私もファッションではなく本気で人生をやりたいことを見つけられたのだと思います。当時の企画室のチーフや先輩がこれまたストイックで素敵で優しく、本当に充実して2、3年お世話になり人生観が随分かわりました。

私にとっての雪は夢の世界と一緒な気がします。

そういえば、のちにスノーボーダーの彼女の世界のビブ(大会でつけるゼッケンみたいなの)展をggのお店でやることになったりしました!

   

   

   

ということ私はで真っ白な雪が大好きです。

2014/1/31 金曜日

紙一重

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 10:00:05

先週、佐藤卓さんがブランディングしている
茨城の「ほしいも祭」の干し芋早食い競争に友人たちといってきました!!

私にとっては世界二位の好きなものですからさぞかし頑張ったはずです。

三人一組で500gのほしいもを5分以内にたいらげる。
なんて楽しい企画でしょう!

結果は、そりゃあ…

惨敗でした。

干し芋をなめてました。
硬いしねちゃねちゃするし顎は痛いし全然いけると思ったんですが、司会のラッキィ池田さんが、やる気ないチームと指差したくらいダメな感じの私たち文系の女子組だったようです。
本当にめちゃくちゃ一生懸命でしたけど。
だって女性だけのチーム15組中うちだけだったのですよ!

そもそもサツマイモ好きと言ってたらこのレースに誘われたわけですが、おかげで早食い競争なんて初体験。とってもよい記念になりました。

そうしたらですね、サツマイモの次は、好きなもの世界三位のバナナがやってきました。
奄美大島に住む親愛なる先輩が、FB見て私がバナナバナナと騒ぐものだから
島バナナをとにかく一度食べてみなさいと、とにかく美味しいからと大量に送ってくれました。

茎に三房もくっついたまま、熟すまでぶら下げておくそうです。
まだ味は試していませんが、そんなバナナが存在するなんてバナナが好きだと騒がなければチャンスはなかったわけです。
はじめて食べる島バナナ楽しみで仕方ない。

と話していたらなんと、今度は世界で一番好きなトマトの話がやってきました。

またまた、トマトがそんなに好きならと仕事の先輩が、打合せ兼ねた飲み会で「今度、私が(先輩が)関わっている千葉のトマト農園にトマト狩りにいきましょう」とのお誘い。
その場にいたみんなで既に農園へ行く日にちも決めました。

ようは前回のくだらないと思ってブログに書いた世界で好きな食べ物ベスト3のランキングをフェイスブックで公言してからこの1週間程で実物が大量に一気に私のもとへよってきたわけです。

これは偶然なんでしょうか。

いやたぶん偶然ではないのですね。

引寄せの法則ってのがありますからね。

たぶんよい思考で発信していけばそういうものが集まるし、自分もそれに対して意識が強くなる。
その反対で、もちろん悪い思考も発信していけば、そういう出来事が集まってきてしまいさらに落ち込み悪循環は負のスパイラル。

なんだか、私の場合とてもくだらなくわかりやすい好きな食べ物で体験してみましたが、きっとこれは全部に言えることで、やりたいことやなりたいものがんばりたいことを恥ずかしがらずにたくさん発信したら、なんかしら周波数が重なって大きなうねりになるのかなと思います。

しかし、やりたいこと言うばっかりも、ともすれば口ばっかりの頭でっかちになってしまうようなこともあったり…。
つまり紙一重なわけです。
きっと言った事にちゃんと責任を持てる人や向き合える人は、必ず進めると思うから、紙一重の反対側になるかならないかは、やっぱり運じゃなくて、その人の性格というかやる気次第というかと思ったりします。

できれば、何か問題あることに対しては、真っ向からの反対意見よりも改善できる方法を考えながら一緒に修正点に協力するほうが、大きな問題はうまくいくような気がします。
(前向きな気が、引寄せられて動くから)

そんなこと言ったって簡単にはできないことだから、できないのだけどね。
あくまでも理想論です。
はて、私誰に言い訳してるのかしら(笑)

自分にも言い聞かせるように、あえてここに書いてみてるのだと思います。

というわけで、私は今後もやりたいことを恐れず、そして責任をもって伝えていけたらと思っています。

と、まだほぼ見られていないブログでこっそり言う私。笑

わーい!
もうすぐ島バナナが食べられるの楽しみ!
トマト農園も!
干し芋は…

しばらくいりません。

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