2010/2/27 土曜日

ふたたびマルメへ戻り3日目はマリーとおわかれ。

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 8:11:22

さて、珍しく本日2投稿目、スウェーデン続き日記アップしときます。

neonギャラリーをあとにしたマリーと私は、マルメ中心へ戻ることに。とにかく今回は時間がない中でまだ何人かに会わなければならなかった。

実は到着初日の偶然のホームパーティの中に、マルメでそういうことに顔の広い人がいて、いろいろな人を紹介してくれていたから。

早速夜マルメのアパートに戻り連絡をとり翌日何人かと会うことになった。しかし問題は明日の朝にはマリーがロンドンに帰ってしまうので、ひとりで交渉に望まなければならないこと。根拠のないナナコなら大丈夫というマリーを信じるしかない。
一応スウェーデン人は英語も話せるから大丈夫なんだけど、言いたいことが伝わりきれるか自信はない。

今夜はマリー最後の夜ということで友達が5.6人程集まり、飲みにいくことになった。3年前私もあっている人達だったから気楽な感じ。なぜか、日本のモラルの話になった。まあ良いということなんだけど、 こちらからしてみると横断歩道に立つと必ず車を止めてくれるスウェーデン人のほうがよっぽどいい気もする。

思いがけずこの日の夜は随分英語の勉強になった。3日目にしてようやく英語の感覚を取り戻すことができ、翌日を迎えられた。

早朝マリーと別れマルメ市内でも駅からは少し遠いところにあるスタジオを持つアーロンさんに会うことに。
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行く先は「Skånes Konstförening」 というギャラリー。

http://www.skaneskonst.se

いい感じの建物を入っていくと数階あがったフロアに看板をみつけ早速アーロンに落ち合えた
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館内をコーヒー片手に丁寧に案内してくれる。
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ここも小さなギャラリーだよ。と
本人も音楽をやっているということで入り口には、応援するアーティストの音楽を聴けるコーナー。

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ここがライブスペース。

もちろんパフォ−マンスも展示もOKだよ。とつけくわえられた。

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となりにはピンクの小さな部屋。ペンキ使い上手いんだなみんな。

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こっちの部屋はアーティストの作品集や展示。 ここはいつも関係する若手の作品が展示されているので使えないらしいけど逆にいえば展示が常に見れる。

広さもなかなかほどよいスペース。

この建物のまわりには印刷会社やデザイナーも多いらしく、渡欧したデザイン関係の友達には見せてあげられたらいいのかも。
ただ、ここもとても人気らしく希望の時期にはもうエキシビジョンスケジュールがすべてうまっていた。

「でもステージは空いてるよ!」とアーロン。確かに街中で最後にでもパーティをやるとしたら、ここがいいかもしれないな。。

たぶん、それぞれのアーティストに合いそうなギャラリーをこちらでコーディネートして、いくつか同時にやるのがいいんだろうな。と今回のジジロックの形がだんだん見えてきた。参加したいといってくれてる人達の顔を思い出し、あの人ならここかなとかいろいろ考えてみる。あらあら、素敵になりそうだ。

アーロンもとても企画を気に入ってくれ、連絡待ってるよ!と言ってくれた。あとはスケジュールと全体。

その後知り合いのお店などを数カ所まわりお茶と古本屋と2.3時間ほどフリータイム。

しかしおかしなことがおこった。

行く店、行く店でなぜか私が入ると警報機がなりいちいち定員によびとめられて尋問をうける。

バックの中もみせ、なにもとってないのに鳴るので店員さんも毎回苦笑い。でもきっと買った何かについているものが鳴っているのは確実だけどどれだかわからない。ちょっとした万引き観光客にみえてしまう。犯人の気分を味わい「やってません!」と毎回ちょっとしたコミュニケーションをとって立ち去る。こんな経験も滅多にないので、やりとりをかみしめる。

とりあえず最後、ドキドキしながらスーパーによって夕食を調達して帰ることにした。

ちなみにスーパーでは警報機はならなかった。なぜだ。
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帰宅してスーパーで購入した大好きなトマトとモッツァレラチーズ、さらにマルメで名物のファラフェル(ころっけみたいなの)のラップサンドで夕食をセッティング。

しばらくするとハンスたちが帰ってきた、TVを見ながら一緒にたべる。

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今日の報告と名残惜しい会話をしながら。

そう、実はこの日の夜寝台列車でストックホルムに行くことにしていたから、あと数時間で家を出なければならなかった。マルメのみんなとは今回はもうさよならだ。今回は打合せのためだけに来たから仕方ない。

別れるスウェーデンのお友達への言葉はsee you next September!

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雪のマルメを目にやきつけながら、いざ寝台列車へ。

夜の11時に出発して翌朝6時にストックホルムへ到着の予定。

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一番安いやつ。なかなかいい感じ。
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6人部屋。3段ベッドは寝る以外の姿勢はとれない広さ。
でも心配ご無用。どこでも寝れるggですから。

つづく。

スウェーデン紀行のつづきようやく。滞在2日目。

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 5:59:58

タイトルの件更新おくれてましたが、やっとまた続き。やはり帰国後はあわただしい日々。まあ留守中仕事ストップしてたからあたりまえですけどね。

とその前に、ご好評いただいておりますcollexでのライゼ展示販売会は、あと二日で終了です!そうだ、ホワイトデーアイテムそろってますのでメンズさんたちお急ぎを。 アイテム情報などはggwebshopのnewsでお知らせ中。

それともうひとつ、本日27日、逗子の「ただのいぬ。展」を開催したホールでほぼ日でも紹介されていた「犬と猫と人間と」の映画がone☆pawさん主催で上映されます。お近くの方は是非!

*

で、2こまえのスウェーデン日記の続き。

マリーと雪道を車で出発したところからだっだかな。

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スウェーデンのこの時期の寒さ、途中のつららの長さでわかるでしょう。

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目指すは山の中の3年ぶりのneonギャラリー。高速でさえ道が雪でおおわれ地図をみても左右もわからず、方向があやしいと思うとすぐにスタンドや民家へかけこみ道を聞く。

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「その街かい?あんたたち反対だよ。」

「・・・・」
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走ること2時間 、笑いながら「ななこゴメンね〜。」と二人で動いているのになぜあやまるかわからないマリーに

おもわず「世は道づれだよ」と 言ってみた。

当然意味を教えてとせがむマリーに、仕方がないので、大好きな人とのlifeは、goodもbadもフォーエバートゥギャザーOKということかな。と説明。なんか違うがまあよしとする。「ヨハミチズレ」と練習し出すマリー。(このあとすぐに服部さんより「旅は道連れ、世は情け」でしょ!と連絡が入る。なるほど!どうりでなんか違う感じがしたけど勝手に省略してたんだ!!そんなに意味は遠くはないからまあいいか)

*

そんなことを話している間に
着いたー!!
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あの夏自転車でたどりついた、ここがneonギャラリー。こんなところにあっても大人気なところ。

今回フェスのほうの本命だったんだけどマリーの家を見て迷うところ。

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とっても素敵なキュレーターのエレン。

ggの内容を話すと、「4年ぶりの再会はとてもスペシャルでしょ!やりたいことがあったらなんでも言って!」とスイートなコメントで意気投合♡
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残念ながら今日はなにもしていないギャラリー。奥にも部屋が続く。

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小さなカフェにはアーティストの作品がたくさん。

ライブステージも完備しているので音楽のイベントも多い。

押忍!手芸部の作品を説明してみるとエレンはとってもお気に入りだった。
部長、北欧でも押忍!人気ですぞい!!嬉しいな〜。。

ただ難点は、パブリックから考えると街から遠いのと、希望する9月後半には、このあたりはすっかり秋も終わりかけ山のシーズンは 終了していること。

しかしこの運命的な場所とエレンの素敵な人柄は、私もマリーも心をうばわれ、ぐるぐる悩みながらマルメの街へ帰ることにした。

2010/2/20 土曜日

帰国しまして、今日から「上海の引き出し」展スタート!

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 4:38:55

さて、後半移動が多すぎて、スウェーデン旅ブログの続きがアップできないまま帰国してしまいました。
ストックホルムからロンドンへ行きコペンハーゲンへ戻り→帰国というあわただしい日々の続きについては、明後日続きをアップしますのでおたのしみにしてくれてる方おたのしみに。
そうでない方はそれなりにご覧ください。

そして今日のお知らせですが、ggプロデュースの新ブランド「Reise von Schublade(ライゼ フォン シュプラーデ)」の展示会がcollex LIVINGで本日からスタートします!(2/28まで)
*オープニングレセプションは18時からです。中国茶つき。
*コラージュ雑貨のワークショップは2/21 
 詳細はggwebshopに掲載中 http://shop.lucky-clover.jp/

毎回いろいろな国や都市をテーマに雑貨を作り出すこのブランドは、ggではおなじみアクセサリー作家のumlooちゃん、写真家の筒井さん、グラフィックデザイン担当の彩里ちゃんとggがメンバーです。

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第一弾のテーマは上海!

5月からの上海万博を間近に控えた上海現地は大盛り上がり。
代官山上海万博プレイベントと勝手に思っています。

アクセサリーはそんな上海のポップなイメージにあわせた配色と素材のめちゃめちゃキュートなものがそろいました。

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またレースなどのいつものumlooちゃんトーンに、干支となる寅のチャームを使ったレトロシリーズも!

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オリジナルパターンでルデザインした文房具は
ノート、便箋、カード、photoボックスなど雑貨好きをくすぐるアイテムがそろっています。

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また会場内で展示している透明感のある上海の写真は、ライゼのみんなで行ったときのもの。
あんなに雑多な上海が、筒井さんの手にかかるとおしゃれな景色になるのが不思議。
その旅の様子は過去のブログ(2009年5/7)でご覧いただけます。

とにもかくにも昨夜会場で設営してきましたが終わらず、朝これから仕上げをします!
※コレックスのみなさん夜遅くまですみません。。

それでは今日から少しづつみなさんも一緒に上海の引き出しをあけていきましょう。

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Reise von Schublade
「上海の引き出し」展
会 期: 2010年2月20日(土)〜28日(日)
会 場:collex LIVING http://www.collex.jp/

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2010/2/10 水曜日

マリーの実家のある田舎町へ。

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 23:18:36

昨日にぎやかなマルメのアパートを去り今朝は寝台列車でストックホルムにつきました、が
その前のできごとについて、とりあえずまた私の動きをだらだらと一方的に写真をアップします。

あわただしいのは前回のブログをよんだらわかりますですね。
文法的によみにくいですが、ご理解のほどよろしくおねがいします。

早速続きですが、
二日目にマルメを出発してむかったのはマリーの生まれたホールという田舎町。

夕方駅に着くとパパが迎えにきてくれて、雪道を車で家路へ向かう。

「ナナコ これだよ。」とマリー。

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横には突然大きななんとも可愛い赤い小屋?大屋?がみえた。
どうやらここがマリーの考える会場候補とのこと?!

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昔農家をしていたのでその機械などの倉庫とのこと。
そしてその隣がマリーの実家。きっとサンタさんがいるんじゃない?

その後例の予定のスペース(中身)を見せてもらうと、、

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でかくないか?!!!
マリーは「楽しそうでしょ!」
となんの心配もなし。

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それもそのはず
そのあと私も前回のマルメライフでも会っている音楽の仕事をする友達のフレドリックの家にいき、
「フレドリック、ナナコが日本からくるから音楽担当よろしくね!」とマリーが言い、

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「OK!」
ということで、10分で話が決まった、音楽、機材、DJなど担当の日本好きなフレドリックとたまたまスタジオにいたスタッフの男の子。

とりあえず誰か忍者の格好してくれれば喜んで参加してくれるらしい。
このマリーの友達のネットワークのすごさったらありえない。

夜は妹のリナと弟のアルフレッドとおじいちゃんとパパと夕食。

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北欧は家の中がぽかぽかです。北海道みたい。

夜は妹とマリーと川の字になって寝た。かわいいぞ。

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翌日はリナの小学校へ見送りにいくことになり寒い朝の1ショット!

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気のせいか手前のリナ意外みんないろっぽい小学生。
たぶん気のせいじゃない。

バイバイ〜。とお別れしたところで
今日はマリーと車でもう一カ所の候補のギャラリーへ。

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実はそこ、4年前の夏に自転車ひとり旅で奇跡的にたどり着いた山の中のギャラリー。

車でいくなんてちょっと贅沢に感じた。

が、しかし、今回は雪がつもりすぎてそして吹雪のためほとんど前の見えないみちのりは、
あの夏とおなじくらいのアドベンチャーになることになった。

つづく。

2010/2/8 月曜日

ただいま雪のスウェーデンマルメです。

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 15:57:11

一昨日スウェーデンのマルメに到着しました。
今年のジジロックは
この町で開催しようと思っているので
ロンドンにいるマリーとマルメで待ち合わせ。

びっくりなことに
あまり雪の降らない南スウェーデンにも
雪景色!
珍しいみたい。

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マルメでは、4年前にもマリーのシェアルームで一緒だった(私もそこに住ませてもらってた)
ハンスとマーカスの新アパートへマリーとともに滞在することにしました。

「ハーイ!ナナコ!!」

4年ぶりなのにみんな覚えていてくれて嬉しい。。

翌日早速マルメでギャラリーを運営するシンディととなりのカフェで待ち合わせ。

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マリーも友達とあってくるので
まず一人で。
あ、お金チェンジ忘れた!(小さい店はカードが使えないことが多い)
今払えないのであとで友達がくると説明し信用してくれた優しい店員さんはコーヒーをくれる。

待ち合わせて
みんなでとなりの小さなギャラリーへ。

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今回は、町中では展示のための小さなギャラリーを、田舎のほうで大きく倉庫のようなところでフェス(といってもビックバーベキューみたいなもんですが)をすることにしているのです。

シンディはマリーと私をとてもおもしろがってくれて、どうやら相談にのってくれる様子。

で時間がないので早速次へ

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次にマリーの友達に紹介してもらったギャラリーは、
大好きな壁紙やさんの隣だった。
こっちのが広いからここも候補。半地下の隠れ家っぽいのがggっぽい。

ひとまず
今日はマリーの田舎へ電車で向かう。町から1時間くらい田舎のほうへ。

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なぜならそこに大きな倉庫があり
ずばりジジロックフェスのメイン会場となるかもしれないからなのです。

ではまた明日。

2010/2/6 土曜日

代官山collexにてggによる雑貨の新ブランド展示会します。

Filed under: ggのこと,アーティスト — Lucy+K @ 3:00:20

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「ただのいぬ。ミニ展覧会 in 逗子」無事終了しました。

小さなスペースにもかかわらず8日間で1250人来場者の方がいらっしゃいました。お越し頂きましたみなさまありがとうございました。そして共催のOne☆Pawのみなさんおつかれさまでした。最近立ち上がったとは思えない素敵なチームでした。 逗子のワン子たちが一匹でも幸せになりますように。いえ、きっとなるのだと思います。

さて、

いぬの展示がさめやらぬまま、次の展示のお知らせです。
写真展とアクセサリーと雑貨がミックスされた gg プロデュースによる
Reise von Schublade(ライゼ フォン シュプラーデ)

という雑貨ブランドを立ち上げました。

というか正式にいうとブランド自体は1年前に立ち上がってはいたのですが、商品がまだできていませんでした。

が、
このたびできあがった商品や作品をようやく発表する機会ができましたのでお知らせします。

*当初予定していた時計は、開発がもう少し先になりそうです。楽しみにしていたみなさますみません。

3人の作家とggが組んだこのブランドは、旅をしながら4者が共有した時間、空間を一緒に作品にしていくものです。昨年、制作合宿も終えキュート雑貨がそろいました。

記念すべき初お披露目の場所は嬉しいことに仲良しのコレックスギャラリーさんでできることになりました。
第一弾は「上海の引き出し」です。
会 期: 2010年2月20日(土)〜28日(日)
会 場:collex LIVING  http://www.collex.jp/
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「ライゼ フォン シュプラーデ」は、「引き出しの旅」をテーマに、umloo(アクセサリー作家)・筒井淳子(写真家)・田中彩里(グラフィックデザイナー)と雑貨屋ggが世界中を旅しながらインスピレーションを受け、作品を作りだしていくブランドです。第一弾は、中国・上海がテーマ。写真展、オリジナルアクセサリーや文房具類、1点もののコラージュ作品等、にぎやかな旅の“かけら”をおすそわけ。

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こやまは、 明日からジジロックの打合せにスウェーデンいってきます〜。

あちらから雪景色をお届けできるかしら。
あ、カメラ日和学校のみなさんの展示の様子もご報告しなくては。

いろいろとどこおっておりスミマセン。


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