2008/11/25 火曜日

休止中のggは、戸越銀座に出没します。

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 4:37:52

明日締め切りのカメラ日和の宿題が終わってなくて焦っています。
息抜きにブログでも書こう。そう受験勉強中に普段しない掃除はじめるタイプです。

今日は、戸越銀座でアクセサリー作家のumlooちゃんと打ち合せ。コラボブランド進行中で来春くらいには面白いことになりそうです。
そしてなぜ場所が戸越だったかとゆうと今日は原田さんが写真屋のフォトカノンのほうに出勤していたからです。
ggのお休み中(miniはやってるよ)、原田店長はなんと写真屋さんにもちょこちょこ入っています。見覚えのある顔に出会ったら是非一声かけてください。あなたは元カリスマ店長ですか?と。きっと、とんでもねえわたしゃ原田です。と答えてくれるはずです。(4番M井くん是非チャレンジを)
ggは一応雑貨屋としての活動は休止中ですが、数年後のLock解除の日に向けていろいろなプロジェクトはちびちび動いております。できるだけ目立たないようにですが。

打ち合せは後は、Aちゃんとフォトカノンから歩いて1分の戸越銀座温泉へいく。ここ銭湯だから450円。それなのにお肌つるつる温泉湯なので銭湯フリークの私としても、かなり高ポイントの銭湯というわけでこっそりよく行きます。2階に露天風呂もあるんですよ。
戸越銀座温泉 http://togoshiginzaonsen.com/
是非、写真のプリント待ち時間にひとっぷろを。そうそうデジカメの色補正もできるんですよ。もちろん写真屋のほうでね。
いや、ほんと写真プリントも銭湯も戸越はオススメ。

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今ならフォトカノンにオーガニックタオルも売ってます。
あまりにも人気だったのでハンカチタオルだけはクリスマスまで残しておくことに。

あら、また朝になってしまった。やばいやばい。
宿題のお題はラブですよラブ。

2008/11/22 土曜日

長生きをするらしい不健康。

Filed under: 豆知識 — Lucy+K @ 14:06:15

ボージョレー・ヌーボー解禁〜。
というこの日、三茶のヨーロッパ食堂で美味しいワインをいただきました。
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ここはほんとになんでも美味しいお店。今度また紹介する出来事があると思うのでそのときに。

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美味しいといえば、先日北海道から大量に牡蠣が届きました。みんなで牡蠣パーティをした。
生まれてはじめてあんなにたくさんの生牡蠣食べたもんで喜びが隠せない。だから隠さない。昨日は牡蠣の炊き込みご飯もした。寒い日にはいい。この一週間でたぶん50個くらい食べた。校長本当にありがとうございました!

そんな寒空の昨日は、帰り道酸素不足に陥り貧血をおこす。
なんでだろう?と体を見回すと、あったあった、原因が。重たいバッグをたすきがけにしていて首の後ろが締め付けられて血が頭にまわらなくなっていたのです。酸欠マニアの私としてはタクシーでのマフラーやきついハイネックはまずアウト。それより笑える酸欠は、デニム地のジャケットの固い襟が首の後ろを直撃していて血液が循環しなくなって貧血になったりする。ただ服を普通に着てるだけで笑える私の弱点。こういうときは酸素スプレーがよく効く。そうそうよく学校の朝礼で倒れるタイプです。
さらに低血圧でもある私。
でも以前お医者さんに「低血圧の人は心臓の動きが遅いからその分長生きするんですよ。」とにっこり言われた。健康なんだか、不健康なんだかさっぱりわからない。

そこで話しは牡蠣に戻るのですが、「海のミルク」と呼ばれるほど高栄養の牡蠣。それに含まれる亜鉛は、体内の酵素を活性化すると言われ、微量栄養素の中でも最も注目されている成分だそう。栄養のバランスも抜群の牡蠣は私のような長生きの不健康にはもってこい。北海道のみなさんありがとう〜。パワーの源の牡蠣をこんなに食べた冬はきっと元気よ。ボージョレーの夜に乾杯。

もう12月になりますね。

2008/11/15 土曜日

母なる大地とゴールデン街

Filed under: 課外授業,豆知識 — Lucy+K @ 11:10:52

ストックホルムにいる友人から「マイフレンズがジャパンに行くからダークな東京案内1日よろしく!」と連絡があったので「まかせといて〜!」と気軽に返事したら、先週、日本初めてのスウェーデン人が4人もやって来た。好きな友達の友達はいい人と私の中では決まっているので心配ご無用だけど。帰国前日にはじめて彼らに会った。それまで1週間デザインイベント系をまわっていたらしく(作品参加してたみたい)デザインはもう疲れたといってみんなで新宿ゴールデン街へ向う。

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*ストックから送られてきた4人のお気に入りの写真。

ふらふらと友達がママをやっているバーに行き、さらに近くの神社で酉の市のお祭りが盛大にやっていたので顔を出す。お土産に商売繁盛のくま手を買って、たこ焼き食べて、お好み焼き食べて、見世物小屋いって、、。酉の市って英語でなんて説明するのさ。ジェスチャーと単語でなんとか伝える。お祭りで見知らぬ人に焼鳥ごちそうになったり、一番エキサイティングな日本の夜だと興奮する4人だったのです。
ちなみに彼らはcodeという建築家チーム。気のあう友達の友達だけあってやっぱりとても気があった。
それにしても見世物小屋の蛇食い女が目に焼き付いて私にもかなりヘビーな日本の夜でした。みんなに見せて大丈夫だったかな。2回は見れません。(でもMさんありがとう。。)

新しいデザインも大事だけど日本の文化や伝統工芸、技術ももっと見方を変えて守っていかないと。

ところで伝統っていったら、しばらく前に書いたモノづくりに触れる週末その1の日記のあとすっかりその2を触れ忘れてました。

そう、スウェーデン人が新宿ゴールデン街でママに会ったのなら、私は先日、活版印刷界の母に会いにいってきた。
母といっても、人間ではなくて、活字の母。活字というのは実は「母型(ぼけい)」という金属の型に鉛を流して文字をつくるのであります。なんとも素敵なネーミングです。先月、その「母型」を作るためにオールライト工房のみんなとともに、山梨へ。日本にもう数件しかない母型の工場、これがなくなると活字はもうできなくなります。

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今回は職人の先生が図面で掘り方を丁寧に説明してくれて、そのあとオールライト工房の全員で、目的の文字を機械で掘りました。写真はテストで掘った漢字「口」の母型。ここに鉛を流し込み反転された活字ができます。そりゃ職人技難しいです。
右のいつになく真剣な私が何の文字を掘っているかは、本家のオールライト工房のサイトでいつかアップすると思いますので控えます。(じっちゃん楽しみにまってます〜。)

なにごとも母から産まれます。大きくすべてを包み込む大地のようです。子どもは少子化。活字も少字化。伝統も少統化。だからゴールデン街のような環境は外国の人がいっても安心するのかな。ちっちゃいお店がたくさんで、そしてママがいっぱい。日本の母を感じるのかも。

関係ないけど小学校のときずっと合唱団というのに入っていました。
♪母なる大地をあ〜… いい唄。

2008/11/11 火曜日

ほんもののミラクルハッピーウェディング。

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 4:50:57

オバマ氏大統領勝利演説で犬がほしい娘のために保護施設(シェルター)から雑種の犬をもらいますって。
ただのいぬ。の存在が全世界にしられるといいんだけど。

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gg miniは、アーティストcucumber tea ウェディングデコレーション中。
8日の夜は小人マリーとペーターの結婚式のようなイメージでのパーティ。のはずが、なんと感動的な本当の結婚式になってしまったのです。

実は友達のスウェーデン人カップル、マリーの彼のペーターが先にひとり帰国してしまうため二人が離れても寂しくないように日本で最後にラブラブのサプライズパーティをプレゼント!というのが目的だったのですが、この日突然二人は本当に結婚することにしたのです。もともとスウェーデンという国はそんなに結婚という形式にこだわりがないので、実際結婚する人は国の半分。二人もそんな感じだったのでこの先も籍は入れないんだろうな、と思っていたのですが、パーティが進むにつれて、マリーの目にあふれる涙。そして、途中でマリーがひとこと私に言ったのです。「ねえ、ななこ、私たち今日を結婚の日にしていい?」って。「え、ほんとに?今日?」驚く私に微笑みながら「私たちのハートの場所ggで挙げたいの。」と。泣けるじゃねーかい。
というわけで急遽予定変更、私が神父になって二人のほんものの結婚式を挙げることになりました。パーティに来ていたみんなが証人の人前式です。

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「すこやかなるときも病めるときも…」

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おめでとう。

日本に来て2年、ちょうど二人は結婚を考えてスウェーデンから婚姻届を手配していたところだったのだそう。

こんなミラクルハッピーがあるんですね。

marie & petter ほんとにおめでとう!

そういえばこの2年間、ggのまわりの女の子アーティストは、結婚した人が多いかも。。
もしかしてジジ様…。そんなお力も。

酒と泪と男と女 世の中捨てたもんじゃない

2008/11/6 木曜日

理屈より絵が美しいほうが強いときもある。

Filed under: アーティスト,豆知識 — Lucy+K @ 0:24:00

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服部貴康写真展 PEACE
2008年11月7日(金)〜11月26日(水)
会場 photo kanon mini gallery
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10月にggがリニューアルオープンを手掛けた写真店「フォトカノン」のミニギャラリーにて開催。写真家服部貴康が撮り続けている、静謐な子どもの世界が小さな部屋にひろがります。

photo kanon
戸越銀座商店街の写真店 
東京都品川区戸越銀座2-1-3
TEL:03-5498-1641
http://www.photokanon.com/

ところで先日、渋谷シネマヴェーラで開催中の「映画作家岩井俊二の全貌」で行われたトークショーに行ってきました。岩井俊二さん、行定勲さん、永田琴さんの豪華監督3名。面白かった話題は、「Love Letter」の映画で、なくなった家がトンネルの中だったという設定に無理があったと行定さんがコメント(トンネルは山を掘るものだからそこに家が建っているはずがない)。当時助監督だった行定さんは撮影中も言い続けたらしいのだが、岩井さんと撮影の篠田昇さんの一存であえなく強行突破されたらしい。岩井さんは「ほんとだ、おかしいって17年目にして気づいた!」と笑って言っていた。それでも結果、素晴らしい画が撮れて見ている人も特に疑問に思わなかった現実。理屈より絵が美しいほうが強いことを実感させられたという行定さん。そう。
ひとつの仕事を長く続けていると、知らないうちに頭がかたくなっている。それをいかにやわらかくできるかで、いい仕事とかいい人生とかが決まると思うのです。岩井さんはじめ6月にジジで写真展をした篠田さんはまさにそのもの。実はクライアントでもあるこの写真店「フォトカノン」のオーナーさんも60歳をすぎている方ですが、その辺の20代30代よりも遥かに頭が柔軟なんです。本当にびっくりするくらい。経験を積んだ人はだいたいプライドが邪魔して簡単にやわらかくはなれないもんなのですが、まわりの若い人の意見もちゃんと聞いて、そして仕事も成功されている。そんな大人になれるように頑張ろう。
といっても毎月変わる雑貨屋をやったおけげでだいぶぐにゃぐにゃな頭になった。今思えば、カチカチだった頭をリハビリするのための2年間だったのかもしれない。毎月頭を0にする練習。その切り替えはいろんなところで役立っています。
物事がなかなかうまくいかないときは、たいてい木の枝を着け変えることからしかやり直していない時が多い。もったいないけど潔く未練を捨てて木の幹から変えられるとその前より何倍も良い木が育つ。破壊と幸せはいつでもとなりあわせです。

そんな素敵なオーナーのいるphoto kanonギャラリーでは、7日から、写真家服部さんの写真展
PEACE がはじまりま〜す。 


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