2009/5/26 火曜日

七つの福をおすそわけ

Filed under: 豆知識 — Lucy+K @ 13:15:16

photo[1].jpg

先月長野の実家に帰ったとき母親と物置を整理してたら
七福神が出てきた。

ちょっと福な感じが漂うような気がしたので載せてみました。

記念品でもらったようだけど家族の誰もわからない。
調べたら、富山かどこかで今も普通に売っているもののようです。

どうせ実家においておいても捨てられそうだったので
7人とも私の自宅に連れて帰ってきた。

七福神はインドと中国と日本の神様が仲良く混ざっている異色グループ。
現代に必要な友好な感じですね。

他に七人グループといえば「七人の小人」「七人の侍」など案外多い。

と思いちょっと調べてみたら
キリスト教には7大天使もいるけど、
なんと西洋には13世紀から「7つの大罪」という人間を罪に導く7つの悪魔もいました。

以下が7つの悪魔さんたち。

1.傲慢 2.嫉妬 3.憤怒 4.怠惰 5.強欲 6.暴食 7.色欲
(悪魔さんのそれぞれの名前は省略)

とのこと。

おーこわい。
といいつつ、人間には普通の内容の欲望でしたね。
神(天使)と悪魔は紙一重っていうことでしょうか。

で、結局7の数字とはなんなのでしょう。
そんなわたしのなまえは
奈々子といいますが
7月生まれだからと付けられた単純な名前です。
噂では当時父が岡田奈々という女優が
好きだったのも関係しているらしいです。
ラッキーセブンな感じはするけど、
そのまま反影された単純な人間になってしまいました。

なーんか、一生使う名前なんだからもっと由来がほしいですよね。
七福神的な。誰かあとづけでいいので私の名前の由来作ってほしい。
(久々にうんちく好きの丸井くんとか何してるかな…)

ちなみにそんな名前をつけたうちの父の名前は
「寿一」と書いて「じゅいち」と読みます。

ことぶき、いちばん をいいかえれば
めでたいことが一番!といっているような漢字の名前です。

だからしょうがないといえばしょうがない。

会った人はわかると思いますが
私を10倍くらいお気楽にした性格で有名な本当にめでたい父です。

で、母は「三好」と書いて「みよし」
といい、
好きなことは三つでいいという
なんとも謙虚な名前です。
いい年して
いまだ少女のような性格で確かにそんなタイプです。

うちの店長は幸せの子と書いて「さちこ」です。
確かにみんなに愛され幸せそうです。

名前も気持ちも大事です。

というわけで
このブログを読んでいただいたみなさまに幸福が訪れますように。
from 七福神

今日の
福情報!

それからフォトカノンでは
またまた本城直季さんtravel notes写真展はじまりました!
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travel notes 『8 espressos a day』本城直季 写真展
場所/フォトカノンギャラリーにて
期間/5月22日(金)〜6月3日(水) 
   平日9:30〜20:00・土日祝10:00〜20:00 ※木曜定休
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www.photokanon.com
サイン会日時決定!
5月30日(土)18時〜20時までの2時間、開催します。

2009/5/19 火曜日

「人生に乾杯!」

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 10:58:43

と言いながら人生終盤に乾杯するような生き方ができたらそれでいいと思う。
短い人生だけれど、どんなに辛いことがあったって結果よければそれもすべて大事な思い出になるもので、逆に今どれだけすごいことやいいことしていても、それが誰かを悲しませるような結果になってしまうことなら、ちょっと切ないですしね。

本当は、正直な人や一生懸命まじめに生きてる人はちゃんと報われるべきなんだけど、今はそんな世の中ではなさそうです。今まで家族のため、会社のため、はたまたお国のために一生懸命生きてきた年金暮らしのおじいちゃんおばあちゃんたちでさえも、暮らすことがやっと、いや、もしくは病気や介護の重圧でまともに暮らすこともままならない人も多いはず。

若い私たちがもっと何かしなければいけないんだけど、できてない。というかやってない。一部の人だけじゃなくてみんなが思ったらすごいことができるのだろうけど、なかなか今の30代も将来不安で自分でいっぱいいっぱいの世代だったりもするのかな。自身の元気がまず一番大切なことだから仕方ないという思いもなきにしも。んーでも元気なうちじゃないと人のことまで目(手)がまわらないし…

なんてだらだら言い訳言っている間に、今回ついに立ち上がったのは、ひと組のおじいちゃんとおばあちゃんのスーパー夫婦!!
81歳と70歳のエミルとヘディは、年金だけでは暮らしていけず、借金取りに追われる毎日の中、高齢者に冷たい世の中に怒りを覚えた夫のエミルが、借金のカタに取られた思い出のイヤリングを奪い返すために持病のギックリ腰を押して20年ぶりに愛車のチャイカを飛ばし、なんと郵便局を紳士的に強盗!次々と強盗事件を重ね二人の逃避行は、やがて民衆も巻き込んで思いもかけない展開に―。

と、これは来月6/20から公開される「人生に乾杯!」というハンガリー映画のお話し。

konyec_masukoomote.jpg

おちゃめなおじいちゃんとおばあちゃんの珍騒動は確かに犯罪なのになぜかみんなが応援してしまう展開。最後は思いもよらない終わり方に感動してしまうのですが、見終わった後には全然ひとごとじゃないと現代の社会問題と密接する物語です。しかもビジュアル面では東欧系というか、出てくる雑貨もかわいくて、おしゃれな映像も楽しめる、いろいろ考えさせられるとっても素敵な映画でした。

**

今回じじ、ばばを応援する「gg」では(そうだったんです!)タイアップ企画として「じじ様の銀行強盗展」を開催。

と、こちらの意味不明なggのイベント詳細は次回お知らせしますが、
まずは戸越銀座の写真店「フォトカノン」でも素敵な連動企画がありますのでそちらのお知らせを。
映画館にあなたのラブラブ夫婦写真が飾られるかも?!

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「人生に乾杯」映画パネル展 &「夫婦に乾杯」写真コンテスト
 in フォトカノン

会期:2009年6月26日(金)〜7月8日(水)まで
会場:フォトカノン 東京都品川区戸越2-1-3 TEL:03-5498-1641
http://blog.photokanon.com
OPEN 平日9:30〜20:00/土日祝10:00〜20:00 定休日 木曜日

エミルとヘディ夫婦に負けない、「夫婦のとっておきの一枚」「この写真に思わず乾杯!」な写真を募集・展示致します。グランプリには豪華賞品を、入賞者は下記期間フォトカノン並びに一部、公開中劇場にて写真を展示いたします。

※「フォトコンテスト」応募締め切りは、6/9(月)必着。
フォトコンテスト応募先&お問い合わせ先:アルシネテラン 乾杯!係り
東京都渋谷区渋谷4-5-6-2F  03−5467−3730

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結婚記念○年目の記念に、または、仲良しご両親の写真を送ってあげてください。
賞に選ばれた方はフォトカノンにも展示予定です。

2009/5/7 木曜日

そういえばブタさん直前に上海にいっていました

Filed under: ggのこと — Lucy+K @ 2:59:26

tai.jpg

先月末、中国にっていました。
ブタインフル騒ぎのぎりぎり前日帰国。
あと一日遅ければあぶなく成田で足踏み状態でしたが、
どうでもよいときの運の強さはいつも天下一品の私です。

今回はumlooさんとggがコラボで作るブランドの商品制作と部品買い付け、カタログの撮影などがメイン目的。
メンバーは、わたしたちggとカメラマン筒井さん、デザイナーAちゃん、アシスタントMちゃんと私としては珍しく女だらけの5人の旅でした。上の写真は今回のお気に入りショット!近くの公園で見知らぬおじさまに太極拳を教わる店長とMちゃん。(筒井さんにGRで撮ってもらう)

ちなみに今回は、上海から電車で3時間ほどの商業地域へ向い、意外に仕事がハードだったのと、毎日歩き過ぎて、想像を絶する体育会系の旅になってしまいました。
状況は、こんな感じ↓
kakunin.jpg

仕入れ業者のお店が何万件と続く商業地区。チェーンひとつでも何千種類もある。そのなかから値段交渉や制作依頼をする原田店長(左)と通訳のディンさん(中)。

仕事内容の詳細はあまりお話できないので、それ以外の面白い出来事を掲載しときます。

面白い旅だった理由のひとつに通訳のディンさんの存在が大きかった。
前回、上海でお世話になった方の息子さんで中国人なのだけど、札幌に10年も住んでいて日本語ぺらぺら。しかも大のお笑い好きだわ、いろんなアルバイトしているわで、私たちより日本事情に詳しく、北海道弁で毎日大笑いさせてもらいました。ディンさんありがとう〜!

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でやっぱり、中国つったら卓球でしょう!というわけで、なぜかホテルにあった卓球場で急遽夜に卓球トーナメント大会をすることに。
さすがディンさん動きが違う。優勝は筒井さん、カメラマンは反射神経がいいからか?Aちゃんもなかなか、みんなはんぱなく上手い。なんで?? 私、卓球とボーリングだけはほんとに苦手でやっぱり最下位。ディンさん曰く当然中国人はみんな卓球できるとのこと。

お次は
とある上海のビッグレストランでの出来事。

大きすぎるレストランでは持ち運びや注文に
店員がローラースケートで動いています。

そんな店内の真ん中で、女の子が2名ローラースケートで踊っていたとさ。

show-1.jpg

足はローラースケートぐるぐるまわる。
ピンクのレオタードが眩しい微妙なルックスと笑顔満点のこどものペア。
最初はなんかレストラン用に子どもだましのショーだろうだなんて、
ぼーっと見てたら、
だんだんだんだん
回り方が、はげしくなってきて

ついにはこどもの足をロープにしばりつけて
宙に浮かせながらものすごいスピードでまわりはじめて

show-2.jpg

ひょ〜

私たちはもう釘付け

かなり危険だけど
距離がお客さんと近くない?

すごい

あなどれない中国よ

こんなにすごいのに
まわりはこども以外あんまり感心ない。
日本人の私たちだけ総立ちの拍手喝采

どうなってんだここは。

深呼吸しなおして次の情報。
最終日前日は上海のオシャレアートスポット「M50」へ。

100年前の繊維工場だったところをリノベーションして
ギャラリーにしている現代アートが集まる場所。

m50-1.jpg

m50-2.jpg

作品自体はすごくいいというものは少ないけれど、内装や建物は大変素晴らしい。
前回も来ているけど何十個もギャラリーがあるので見切れないで終わる。
また来ます。

M50
住所:50 Moganshan Road, Shanghai
TEL:+86 21 62663639
http://www.m50.com.cn

*

最終日の夜はホテルが「バーン!」という音とともに停電した。
テロ?銃撃?爆発?
しかも3人部屋の私たちは、足ツボマッサージ中。
マッサージのお姉さん3人とかれこれ20分暗闇の中みんなで笑いながらそれでもマッサージを続け
明るくなって何事もなかったように、700円払って出て行った。(安い)

あなどれない。

まあ、そんな感じの体育会系上海でした。

いつかumloo×ggの作品は発表しますので
お楽しみに。

umlooちゃん、近々名古屋いくから待っててね!

2009/5/1 金曜日

ラテン歌手「ロベルト杉浦」なぜか初の昭和歌謡ショー

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 11:59:55

roberto.jpg

ラテンを歌わせたらこの男しかいない!
ロベルト・杉浦!!

ってホームページに書いてあるロベルトさんが、
初の昭和の歌謡ショーやられるとのこと。

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ラテン歌手 ロベルト・杉浦 昭和歌謡ショー
日時:2009年5月9日(土) 18:00開場 19:00開演
場所:南青山MANDALA http://www.mandala.gr.jp
   港区南青山3-2-2 MRビルB1 Tel.03-5474-0411
料金:5,000円(1ドリンク付)*当日清算のみ
予約受付:株式会社 三度 Tel.03-3410-8537 
     担当小林 Tel.090-4538-2677
     mail:mitabikobayashi@yahoo.co.jp
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ライブの主催はジジ仲良しの小林三度さんでロベルトさんを守り続けて5.6年になるという。
通常ロベルト杉浦さんはタンゴの本場アルゼンチンでも有名なラテン歌手で、(サイトで試聴もできます)近くで彼の唄声を聞いた人はその歌唱力と強いキャラクターに必ずや耳も目も奪われます。

そんなロベルト杉浦氏が、はじめて日本の心を歌うのです。
昭和つっても中途半端な昭和じゃない。
さかのぼること40、50年、昭和前半生まれの方や懐メロ好きの若者のみなさま。または母の日にお母様へのサプライズライブプレゼントというものいかしてます。愛の讃歌から夜霧のブルースまで是非とも異色のライブをお試しあれ。

昭和といえば、
先日、40年ぶりに来日されたインド仏教で頂点にたつ日本人僧侶、佐々井秀嶺師の集いにおじゃまさせていただきました。
これも「男一代菩薩道」(アスペクト)の著書である小林さんのはからいで会議室で15、6人のあったかな会でした。
仏教もインドも詳しく知らない私が語れるような方ではないのでここでは説明はしませんが、インド仏教の頂点という言葉だけでその凄さは語らずも…。少しかわした会話だけでも、場違いな私がその空気に触れていた時間は、きっと心に宿ります。

40年前の日本と今の日本は佐々井さんにはどう見えているのでしょう。

40年前っていったら昭和40年代です。

時事も映画も音楽も独特の「昭和」という時代共通の空気がありますよね。

あと30年くらいたったとき「平成」も何か平成らしい空気を残しているのかしらと思うと少し心配になる。なんか最近濃い事件は多いけど時代的には半透明な感じがする。

このもの足りない時代に
もし熱い言葉を聞きたければ
今回のライブチラシ裏に
ロベルト氏のことばがあったので
一応掲載しておきます。
涼しいときに読んでください。
一応。

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わたくしロベルト・杉浦は、この20年間ひたすらラテンアメリカ諸国でタンゴ、ボレロ、マリアッチと各国で歌い、そして成功を収めてきた。輝かしい栄光!勝利!それがわたしという一つの生命の必然だった。

思い返せば、わたしが歌に目覚め、ラテン歌手の道を歩み始めたのは、中学生の頃だった。父親のタンゴのレコードを聴き、惚れ込み、タンゴ歌手としての将来を夢みたものだ。そして思いは叶い、タンゴ歌手となった。そう、私の歌手人生には一点の曇りもないのだ。

しかし、わたしの歌手人生に隠された一つの真実を…
〜〜中略〜〜
…日本の社会へのルサンチマンを持つ私は無意識のうちに、この日本の歌への愛の記憶を封印していたのだった。

そして、…今、わたしはさらなる歌手としての道を極めるため、かつての様に日本の歌を歌うことにしたのだ!!!そう、タンゴもマリアッチもボレロも演歌もすべてわたしにとっては魂をゆさぶる心の歌にかわりはないのだ!聴くのだ!皆!私の愛する日本の歌を!!
(ロベルト杉浦)

****************

とのことです。


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