昨日は彫刻家の櫻井かえでさんの個展のオープニングへいってきました。

***************
櫻井かえで彫刻展
「ウマと私と津軽海峡」

会期：2009.1.26〜2.7
会場：ギャラリーせいほう http://gallery-seiho.com/
東京都中央区銀座8-10-7東成ビル1F　
電話：03-3573-2468
***************

かえでさんは、昨年の８月に開催した gg Lock Art Festivalで、ステージの中にどーんといたシマウマの作者です。

DMやパンフをデザインさせていただいてたので写真は見てたのですが想像以上に…

でかい。
でかい。
でかい。

まずでかい。
全長２メートル。

そして、かえでさんの才能はタイトルのセンスで大炸裂。
今回の「ウマと私と津軽海峡」は、メイン作品のタイトルで、青森の津軽海峡方面の木を使っているらしく、
しかもウマのおしりは鏡台ふうで椅子もついていて、鏡で顔を整えてからウマと一緒に走るイメージと、言ってたような。。

会場には他にも「ソウジキリン」という巨大作品もあり、
その名のとおりキリンの体が掃除機になっていました。

そう、かえでさんはダジャレとアートを融合させた作品づくりに徹している彫刻家なのです。

ダジャレフェチの私としては、たまりません。

この才能は、是非海外の美術館などで世界へいって欲しい！と思っていたのですが、そういえば、日本のダジャレは外国では伝わらないのです。残念。

小さいのももちろん、ダジャレ。
一番奥の作品は「ヒグマットレス」
真ん中の私のお気に入り作品は「ウマクラ」などなど

なぜか寝具系シリーズ。

眠ることってほんとうに大事ですよね。

そういえば先日ちょうど、IKEAで企画されていた、眠り（寝具）のプレスイベントにいってきたのですが、そこでゲストでいらしていた茂木健一郎さんのトークショーで、人は、眠っている間に脳で昼間の出来事を整理したり、記憶に残す作業をしたり、よく考えたりしているそうで、うまく眠れてない人は、それができずに何事にもよくないと言ってました。特にクリエイターの創造力にも重要で、シルクドゥソレイユ等で知られる有名演出家のダニエルさんは、大事な会議中でも毎回「今から10分寝ます！」と言ってその場で寝て、起きた瞬間新しいアイディアが出るそうで、十分まわりもそれを理解しているらしいのです。
眠ることは大事だなーと実感。
ちなみにこのトークショーは演出が面白く、広い会場にIKEAのベッドがすらり並び、好きなベッドに座りトークを聞くという会場構成。
さらにサプライズでベッドの布団の中から登場してしゃべりはじめた茂木さん。

話しはずれましたが、櫻井さんの作品に寝具系の作品が多いのは、一瞬ふわっと癒される作品の気もしますが、実は人間の心や脳に直接ささる強い作品の現れでもあるのですね。

是非銀座へお越しの方は、お立ち寄りください。

ああ昨日も夜更かししてしまった私。
「クマと私と〆切海峡」

クリエイターよ眠志を抱け！

そう！アメリカに心を奪われてたらヨーロッパ方面のお知らせ忘れておりました。

三茶の小さなレストラン「ヨーロッパ食堂」の窓ガラスに
marini＊monteanyさんのイラストが描かれました！きゅー、かわいい。是非三茶にお越しの際は、ここ通ってみてください。

作業中のマリーニさんの写真ゲット。勝手にmarini＊monteanyのサイトより写真拝借。スミマセン、のださん。

こちらは知り合いが働いているのでよくお邪魔するのですが、お料理もほんとにおいしい。うちと同じく小さいためすぐに満席になってしまうので遠くから行くときは予約をおすすめします。寅さん好き名物マスターもいらっしゃいます。ロゴマークのデザインは、D-BROSの植さんです。

ヨーロッパ食堂
www.europe-shokudo.com
水曜定休

こちらの絵は３カ月毎くらいに変わるので、またお知らせします。
ところでmarini＊monteanyさんは、いままでの洗足池のギャラリーを年末で閉めて近々西荻窪に新しいショップ「MOLINTIKA」をオープンされるとのこと！マリーニちゃんのオリジナルショップかわいいんだろうなあ。楽しみ。

夜中、オバマ大統領就任の演説のライブ放送を見ました。
仕事をしながらだったのですべての言葉は聞きとれなかったけど、この放送を全世界が見ているかと思うと同じ空気をリアルで体感する意味があると思ったのです。
直後のインタビューで、ケニアやイスラエル、フランスの人たちへのインタビューもありみんなが感激している姿を見て、もはやアメリカの大統領ではなく、世界のリーダーの誕生のような感じだった。

昨日昼間、すんごい急いでいるときに、新人運転手のタクシーにあたってしまった。
普段なら「新人です。」って言われた時には、なるべく「あわてなくていいですよ」って言ったり、いろいろ裏道を教えてあげたりするのに、昨日はみっちり詰まった打ち合せ直前で、犬のリッツの病院にいかなくちゃけいけなくなりあとがない状況。それなのに頼ろうと思ってた道もわからない始末の上に、あのマンションずいぶん細長いですよね。とか、運転手さんの脳天気な話しに私は笑顔で受け答えができなかった。

何時も新人さんに会う時は自分の20歳の頃を相手に重ねるようにしている。
はじめて広告会社に入って働き出して、右も左もさらには前も後ろもわからないあの頃の自分。
そうすると自然にイライラもせず、遅くてもミスしてもあたたかい眼差しで見守れる。
のはずだったんだけど、昨日の運転手さんにそれが出来なくて自分の心の小ささにがっかり。楽しく話しても、不機嫌でも車内の時間はさほど変わらないはずなのに。到着まであと少しのときにいつもの感覚を取り戻して、最後に笑顔で挨拶ができたのでちょっとだけ救われたけど。

というのも先日リッツの様子がおかしいからと、ある動物病院に初診でいったとき入院や検査を繰り返し結局１０万もかかったのに病因がわからなかった。それでも具合がよくならないので心配になって、小さい頃からずっと通っている遠いし高いけど評判の良いところへ行きなおしたら入院も血液検査もしないで10分で原因が判明。結局高い病院のはずなのにはるかに安く早かった、急がばまわれを実感。けど少し対応が遅れたこともあり悪化。最初の病院はぼったくりなんじゃないの、ありえない！なんて文句言ってやろうと悶々する日々が続いた。
既に病因も判明して数日後、ぼったくり病院から電話がきて「先日の○○検査の結果が出ましたがどこも異常ないようでしたよ。」とこれまた脳天気なお知らせで、一瞬怒り爆発しそうになるが、電話の向こうの優しい声にふと我に返る。あのときどうして自分はその病院にいったか。確か夜中で今まで行きつけの病院は、引越たため遠くなったからタクシー代かかるし、近いほうがこの先も便利だし、って。自分で選んでそこへ行ったのだ。そこでその病院がレベルが低かったとしても動物が好きで獣医をやってる先生ならそこではベストをつくしてくれてたはずだし、もちろん、医療ミスとか、犬への扱いが酷いとかだと別問題だけど、技術のレベルは人や場所によって違うのはあたりまえなはず。次に選ばなければいいだけのこと。例えば飲食店だって、定員の態度が悪ければ怒るけど、最低限のことがちゃんとしていれば、この料理まずいじゃないか！と怒る人はあまりいない。うちの雑貨屋だって商品が壊れてれば文句言われて当然だけど、なんでこんなに狭い店なのよ！って言われても困る。でも次行かなければいいって思うぐらいなのは、その店を自分で選んで入ったから。ベストをつくしていれば、ぼったくりじゃないのだ。見る目側の経験レベルの問題で客足が減れば当事者も原因もわかるし。

で、結局その獣医さんの電話には「以前から通ってるところに行ったら○○という病状ってわかったので大丈夫ですよ。ありがとうございました。」とちょっとだけ遠回しの文句（笑）、いや、レベル向上を願って優しく電話をきった。
新人タクシーに急いでる私が乗ってしまったのも運転手のせいではないし、どれに乗るかは運としても結局自分が選んだこと。
それがまた両方の出来事ともリッツのこと（自分以外の案件）だったから余計人のせいにしてしまいやすい。

どこへ行くかを選ぶ。
犬を飼うことを選ぶ。

選ぶ責任。

犬は飼主を選べない。
こどもは親を選べない。

選べない責任。

選ぶ責任。

オバマ大統領を選んだアメリカ人たちの顔は自信に満ちあふれ輝いていた。

日本は国民が直接選べないんだから、せめて選んだ政治家たちは文句じゃなくて責任を感じてほしい。
原因は自分たちにもあるのに。

オバマさんのような人が出現したら日本も変わるだろうか。
てか、いないよね。てか、そんな人は出させないでしょうね。

夜中に映画のワンシーンのようなオバマ演説を聞いたせいで
黒人が流す嬉しそうな涙を見たせいで
後ろにいたブッシュの穏やかな顔をみたせいで
ちょっといつになくまじめな内容になってしまいましたが

まあ、つまりはggで
店内が狭いとか
原田店長のギャグがおもしろくないとか
店長がカリスマもどきだろうが
店長が最近髪をきって気にしていようが
ブログの文章が長くてへたくそだろうが

腑に落ちない出来事も
それは
ggを選んだあなたの責任
ってこと。ぐふ。そこか。
なんて
これからもゆーっくりとへんてこなことがおこると思いますが
いや、おこさせようと思いますが、どうぞよろしくです。
いつもみなさんありがとう。感謝。

photo by hideosan
愛をこめて
キュートな黄色のコルセット付きリッツの写真公開。
最近の包帯とかは色がかわいいの！
不謹慎と思いつついつもこの写真みて思うのは
かわいい。につきる。
本人が選んだわけじゃないけど黄色がとても似合うリッツ。
そういえばオバマ夫人も黄色のスーツ着てたっけ。。

かなり快復して最近コルセットとれました。
ご心配おかけしました皆様すみませんでした。

最近の猿式箱内を見渡すと、いつのまにか三猿の置物が日々増えてました。
三猿とはあの「見ざる、聞かざる、言わざる」で有名な三匹のお猿です。
子どもの頃は悪いことを見たり、聞いたり、話したりしないで素直な心で成長しなさい。という意味らしいのですが、ちゃんと悪いことも見たり聞いたりしないと世間を知らない箱入り娘になってしまっていけない気もしますけどね。
あ、そっか！箱入り猿だから、ここは猿式箱なんだ。納得、納得、結果オーライ。
ということで
猿式箱に同居するgg miniコーナーでも猿にまつわる展示をしよう！
と原田店長が考えたようで、
とってもおちゃめなソックモンキー展がスタートしました。
さあさあ、見に来て！いろいろ聞いて！そしてみんなに話して！という感じのお猿たちです。
箱入り猿なんて言わせないわ。
（テンションがおかしい。）

*

以下原田店長より詳細が来ました。
********

ソックモンキー　展
場所：gg mini　13時〜　月休　
　　　東京都渋谷区猿楽町2-14　２F
　　　03-5489-5881
会期：2009.1.13〜2.15まで

ソックモンキーとは

100年程前のアメリカ イリノイ州の片田舎。
貧しい炭鉱町のおばあちゃんのお家からソックモンキーは生まれました。最初に生まれたソックモンキーはクリスマスを待つ孫娘へのプレゼントに。おばあちゃんが心を込めて、孫娘の喜ぶ顔を思い浮かべながら作りました。あっという間に、ソックモンキーは全米へと広まり今では労働者用のかかとの赤い靴下に作り方が添えられるほど身近なものになりました。

そんなソックモンキーは日本でもつくられています。日本でつくられるソックモンキーは「緑光苑」という施設の皆さんが制作しています。「緑光苑」とは、身体にハンディキャップのあるひとたちが働く施設です。

アメリカでは、障害のある人を「チャレンジド」といい、
“The challenged”を語源とする、この言葉は「全ての人々には自分の課題に向き合う力が備わっていて、課題が大きい人々には、それを乗り越えるだけの大きな力が与えられている。」というポジティブな哲学に基づいているそうです。

障害があるから、困難だからと諦めるのではなく、それぞれに合わせた環境を提供することや仲間と協力し合うことによって、一人一人の可能性は大きく広がると考え活動し、働く場所を提供している施設です。
障害があっても強く願い努力をすれば夢は叶うもの。そんな想いがこめられたソックモンキーは、ひとつひとつ何日もかけて出来上がります。
今回のミニジジコーナーはお猿をテーマにソックモンキーをご紹介しています。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。 gg 原田

参考資料：ソックモンキー協会／緑光苑

http://sockmonkey-kyoukai.jp/
http://www.ryokkouen.jp/top.htm

すべて販売もしています。
価格　１体　5800＋tax 計6090円

かわいすぎます。
気になるお猿はお早めにお問い合わせください。
03-5489-5881

かわいい動物といえば、ggも参加している展覧会
押忍！手芸部の『Trash or bear』邦題：チリも積もればクマになる
の大阪バージョンがはじまったらしい！
以前代官山でやってたスケベアのやつですね。

それにしても押忍！手芸部は、年始から忙しそうだなあ。。

部長はあきらかに、見て聞いて話して猿派だな。
そしてもちろんggもだけど。

今日は去年リニューアルするはずのggウェブサイトの打ち合わせをしました。目指せ３月という話しをしたので忘れないように書いとこうっと。
お手伝いいただいているHくんOくんSくん、どうぞひとつよろしくお願いします。

ブログもスタート。

というわけで
突然ですがフィルムで写真撮るときにどのフィルムを使うとどんな色に仕上がるのかって、素人にはぱっとわからないものですよね。
オススメを全部見比べたいなあ…

というわがままな（私の）要望に答えてもらい、現在、写真店フォトカノンでは、９種のフィルム別サンプル写真が展示されています。
しかも、プリントトーンでも色変わるじゃん！ということで、さらにそれぞれをノーマル・ハイキー・vividの３つ仕上げにわけてプリント。
いやーこれなかなか見れないね。写真屋さんならではのプリントサンプル展。

フィルムとプリントによる写真の違いがよくわかります。
２週間しかやってないのでお見逃しなく。

そして、展示にもあるナチュラ1600のフィルムで年末に私の撮った中国の写真が数枚、来週半ばくらいから「NATURAピープル」のサイトで紹介してもらうのでよろしければのぞいてください。
http://camerapeople.jp/natura/

年末といえば、そういえば大晦日これを見ました。
ガキ使の「山崎VSモリマン最終章」
去年に引き続きモリマンさんにお誘いいただき収録の観覧にいっていたので
どうテレビで流れるのか楽しみにしていたのです。

最終章ということで二人の戦いの迫力もさることながら
ゲストのカノウ姉妹様の迫力ある胸が50センチくらいで見れた喜びを思い出しました。

全体的に感動的な戦いだったので
記念にクリアファイルを買ってしまいました。
売店が混雑しすぎて争いあって買いました。

戦いはいいものだけど
争いはいけないものです。

「戦争」は両方の字が入っているから
惑わされるのかな。

どうか2009年は戦争が終わりますように。

あけましておめでとうございます。

諸事情ございましてアップがだいぶ遅くなってしまいました。すみません。
諸事情（12/25,29,30,1/3,1/4）にご協力いただきました皆々様
本当にありがとうございました。

そんな
今年もやっぱり
どうぞよろしくお願いします。

今年も世の中の犬猿の仲をとりもって
幸せな世界を目指して頑張りたいと思います。

猿式箱　gg mini
東京都渋谷区猿楽町2-14　2F
03-5489-5881
open 13:00-20:00 close 月