ふたたびマルメへ戻り3日目はマリーとおわかれ。
さて、珍しく本日2投稿目、スウェーデン続き日記アップしときます。
neonギャラリーをあとにしたマリーと私は、マルメ中心へ戻ることに。とにかく今回は時間がない中でまだ何人かに会わなければならなかった。
実は到着初日の偶然のホームパーティの中に、マルメでそういうことに顔の広い人がいて、いろいろな人を紹介してくれていたから。
早速夜マルメのアパートに戻り連絡をとり翌日何人かと会うことになった。しかし問題は明日の朝にはマリーがロンドンに帰ってしまうので、ひとりで交渉に望まなければならないこと。根拠のないナナコなら大丈夫というマリーを信じるしかない。
一応スウェーデン人は英語も話せるから大丈夫なんだけど、言いたいことが伝わりきれるか自信はない。
今夜はマリー最後の夜ということで友達が5.6人程集まり、飲みにいくことになった。3年前私もあっている人達だったから気楽な感じ。なぜか、日本のモラルの話になった。まあ良いということなんだけど、 こちらからしてみると横断歩道に立つと必ず車を止めてくれるスウェーデン人のほうがよっぽどいい気もする。
思いがけずこの日の夜は随分英語の勉強になった。3日目にしてようやく英語の感覚を取り戻すことができ、翌日を迎えられた。
早朝マリーと別れマルメ市内でも駅からは少し遠いところにあるスタジオを持つアーロンさんに会うことに。
行く先は「Skånes Konstförening」 というギャラリー。
http://www.skaneskonst.se
いい感じの建物を入っていくと数階あがったフロアに看板をみつけ早速アーロンに落ち合えた
館内をコーヒー片手に丁寧に案内してくれる。
ここも小さなギャラリーだよ。と
本人も音楽をやっているということで入り口には、応援するアーティストの音楽を聴けるコーナー。
ここがライブスペース。
もちろんパフォ−マンスも展示もOKだよ。とつけくわえられた。
となりにはピンクの小さな部屋。ペンキ使い上手いんだなみんな。
こっちの部屋はアーティストの作品集や展示。 ここはいつも関係する若手の作品が展示されているので使えないらしいけど逆にいえば展示が常に見れる。
広さもなかなかほどよいスペース。
この建物のまわりには印刷会社やデザイナーも多いらしく、渡欧したデザイン関係の友達には見せてあげられたらいいのかも。
ただ、ここもとても人気らしく希望の時期にはもうエキシビジョンスケジュールがすべてうまっていた。
「でもステージは空いてるよ!」とアーロン。確かに街中で最後にでもパーティをやるとしたら、ここがいいかもしれないな。。
たぶん、それぞれのアーティストに合いそうなギャラリーをこちらでコーディネートして、いくつか同時にやるのがいいんだろうな。と今回のジジロックの形がだんだん見えてきた。参加したいといってくれてる人達の顔を思い出し、あの人ならここかなとかいろいろ考えてみる。あらあら、素敵になりそうだ。
アーロンもとても企画を気に入ってくれ、連絡待ってるよ!と言ってくれた。あとはスケジュールと全体。
その後知り合いのお店などを数カ所まわりお茶と古本屋と2.3時間ほどフリータイム。
しかしおかしなことがおこった。
行く店、行く店でなぜか私が入ると警報機がなりいちいち定員によびとめられて尋問をうける。
バックの中もみせ、なにもとってないのに鳴るので店員さんも毎回苦笑い。でもきっと買った何かについているものが鳴っているのは確実だけどどれだかわからない。ちょっとした万引き観光客にみえてしまう。犯人の気分を味わい「やってません!」と毎回ちょっとしたコミュニケーションをとって立ち去る。こんな経験も滅多にないので、やりとりをかみしめる。
とりあえず最後、ドキドキしながらスーパーによって夕食を調達して帰ることにした。
ちなみにスーパーでは警報機はならなかった。なぜだ。
帰宅してスーパーで購入した大好きなトマトとモッツァレラチーズ、さらにマルメで名物のファラフェル(ころっけみたいなの)のラップサンドで夕食をセッティング。
しばらくするとハンスたちが帰ってきた、TVを見ながら一緒にたべる。
今日の報告と名残惜しい会話をしながら。
そう、実はこの日の夜寝台列車でストックホルムに行くことにしていたから、あと数時間で家を出なければならなかった。マルメのみんなとは今回はもうさよならだ。今回は打合せのためだけに来たから仕方ない。
別れるスウェーデンのお友達への言葉はsee you next September!
雪のマルメを目にやきつけながら、いざ寝台列車へ。
夜の11時に出発して翌朝6時にストックホルムへ到着の予定。
一番安いやつ。なかなかいい感じ。
6人部屋。3段ベッドは寝る以外の姿勢はとれない広さ。
でも心配ご無用。どこでも寝れるggですから。
つづく。
TrackBack URL :
Comments (0)