ポルトガルのファドと明日はロベルトさんで魂は踊る。
これは13日よりスタートしたキャンドル展ggミニコーナーです。この中にじじ様(左の人形)がまじっているのに違和感がないのは何故?!
そうなんです、今回のキャンドルのお顔たちが、どうやらじじ様に似ているんです。不機嫌チャイルドという名前のついたemaさんの作品ですが、こちらも何かいいことあるかもしれません。出ている限りですが既に売約済みもいくつもあるので、気になる方は本当に早めのご来店をおすすめします。
さて、昨夜は縁あってそんなじじ様の故郷ポルトガルの民族歌謡のライブで日比谷公会堂に行ってきました。酒場で唄われるファドという大衆歌謡だったのですが、唄い手のマリーザというアーティストがすごいすごい。チャーミングな人柄に迫力の唄声、おまけにスレンダーな美人ということで、はじめてのファドにすっかり心を持ってかれました。
MARIZA(サイトで歌が聴けるよ)
ちなみにファドは「運命」という意味らしい。
日本でもひとりラテン音楽に「運命」をゆだねた人がいます。
この人の唄声もただものではない。
そう、明日はラテン歌手ロベルト杉浦さんのライブです。
今回はタンゴも盛りだくさんの昭和歌謡ショー第二弾。
ロベルト・杉浦オフィシャルサイト
http://www.zen-a.co.jp/roberto/index.html
ロベルトさんには、この夏の長野の中条村でのgg Lock Art fes で、昭和歌謡ライブをしていただいたのですが、実はその翌日、老人ホームでのミニライブも決行してくれたのです。はじめて昭和歌謡を聞いたときから彼の歌なら絶対おばあちゃんたちにも伝わる!と確信しました。
この日のお客様はひとりでは外にも出られない車椅子のお年寄り、さらには寝たきりおばあちゃん。歌の途中ロベルトさんが配ったバラの花を大事に持って少女のようにはにかんでいた姿は忘れられない。
きっとみんなあの頃に戻れたのかもしれないと思えた瞬間、私がみんなのあの頃を知るわけもないのに涙が出た。
音楽はすごい力だ。
世界の中の「音楽」はすごい。
人とつながれるステキなものは他にもたくさんある。
例えば「写真」、でもカメラがないと撮れない。
カメラを買えない国もたくさんある。
例えば「絵」、でも筆がないと描けない。
身近に書く道具がない国もある。
身体ひとつあれば全世界どこでもその場で伝え合える音楽。
技だってなくてもいい。
踊っても唄っても叩いても奏でられるつながり。
音楽にはかなわない。
インドでも音楽でたくさんのものに
つながりました。
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