2008/7/16 水曜日

spooksと並んでる野菜はこんなとろで育ちました。 

Filed under: アーティスト,課外授業 — Lucy+K @ 15:13:09

今週は群馬県太田市の青木さん宅からの野菜がいっぱいです。特に珍しいのは太田市名産のヤマトイモ。普通の山芋よりふわっふわのねばりでとにかく濃くておいしいいんです。お好み焼きややまかけにたまりませぬ。
それから長野県の中条村からは茄子やかぼちゃが届いています。
下の写真はそんな中条村の丸山さん農家の様子です。

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中条村の丸山えみ子さん。いつも笑顔のえみ子さん。実はうちの母のお姉さん。撮影はただのいぬの服部さん。プロなので人間も上手。

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今年4月に丸山さんにおそわりながら原田店長と私とHさんたちと畑で植えている様子です。こんなに緑にかこまれたすごい景色なかなかないですよね。実は中条村も過疎化が進みお年寄の多い村。この村で産まれたこどもは宝なんですよ。

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4月に植えた茄子、6月末にはこんな感じになっていました。8月頭、ジジで収穫祭にいってきます。

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そして店内でお買い物をするお客様。つながるつながる。

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spooksのたまねぎと本物のたまねぎ。

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spooks の野菜は入荷しませんので早い者勝ちです〜。3500円

おまけ写真 店長の畑の仕事っぷり。
お茶目。かっこが大事。
どっちが店長の足でしょうか。
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2008/7/10 木曜日

古賀充「いしころ とことこ」絵本発売 フルーツころころもあるよ

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 13:06:06

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小さな石ころが、海岸を歩いてる?
しかもジジの常連さんなら見覚えのある石が!

そう!いつも繊細でユーモアな作品を発表しつづける古賀充さんの小さな石ころが絵本になりました〜。

205153.jpg 作:古賀充

いしころ とことこ福音館書店 380円 対象年齢2才〜4才向き

今月は八百屋ということで、野菜をつけるには石だよね。ってことで石を操らせたらジジ一番の(せま…)古賀くんの絵本発売記念コーナーがあります。そしてこの絵本にぴったりのやさしい写真は筒井淳子さんの撮影。気持ちいい茅ヶ崎の海です。

あとはこの本のメイキング本をジジに特別おいてもらいました。かわいい本作るのに実はこんなに大変。って、「え、石歩いてないじゃんママ」となるので対称年齢のこどもには見せないほうがいいけど、またひとあじ違った見方になります。石の上にも3年は本当じゃよ。Nちゃん。
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↑真剣なまなざしの古賀クンの作業風景。
ポストカードも発売中です。こどもだけに読ませておくのはもったいないのです。おとなにもどうか夢をください。

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また特別に八百屋のテーマにあわせてフルーツストーンブローチも作ってくれました。か、かわいい。。海外でも展覧会があるとかないとか、世界の古賀くんは、どこまでもとことことことこ 歩きます!

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とことこ古賀さんと仲良しのアーティスト飯田竜太さんも(左写真)今月はやってくれました。八百屋→808→! この作品のすごさは、近くで見ないとわかりませんのでどうぞご来店ください。しかも最後のテーマということで、ジジに向けて「ありがとう」の文字も隠されているのです。感動。こちらこそ毎月ありがとう。
右となりは、umlooさん。またまたアンティークのかわいいフルーツのパーツがあしらわれたブローチ & ネックレスです。 3990円〜

と、いうようなジジ人気のアーティストが大勢参加するファイナルフェス開催決定!
2年間参加いただいたアーティスト、ライブ、ワークショップなど、ちょっとづつですがおみせして、総集編として皆様に感謝をこめたフェスを開催します。2年間コンプリートの方は自慢をしに、あの作家見逃したという人、もちろん一度も来たことのなかった人もこの機会をお見逃しなく。夏休み最後おかしなジジでしめくくってくださいね。

gg lock art festival in yokohama

8月30日・31日 2日間開催。

前売り券7月末発売予定。
lockは「鍵」一旦ジジに鍵をします。またいつか開くかもしれないですが。
詳細は近々発表します。お楽しみに!

2008/7/6 日曜日

暑いときは旬野菜で疲労回復!というわけで昨日入荷した野菜。

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 5:28:58

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丸山さん家の無農薬 新たまねぎ 白 1個80円 赤1個100円
だいこん 1本100円 (だいこんおろしにして、冷たいお蕎麦に入れて食べるとピリッと美味しいですby店長)
きゅうり/ピーマン/プチトマト/うめ 等が入荷
来週末は群馬の青木さん家から入荷予定です〜。

今日は本当に暑いのです。早くしてバテそうです。
旬な野菜の効能は主に疲労回復!
特に生のきゅうりは体の体温を下げる作用があり、むくみも解消。
また、タマネギはビタミンB1の吸収を増やすため疲労回復、血液をさらさら効果で糖尿病や高血圧の予防にもなります。
夏バテには夏野菜が一番なのです。

旬の野菜を使った「八百屋パーティ」開催決定。
毎月19日は食育の日とのことなので
7月19日(土) 20:30〜 EAT TOKYO ゲスト予定あり。
詳細後日再度告知します〜

2008/7/4 金曜日

いらっしゃい!週末の野菜とオールライト工房オープニング。

Filed under: アーティスト,豆知識 — Lucy+K @ 12:06:26

今週末5日ジジ着の野菜情報。
長野県の丸山さんちから、きゅうり、だいこん、梅など。というわけで今日の金曜日は野菜品薄ですがアーティストの野菜作品は減りませんのでご安心ください。そういえば最近入荷した完全オーガニックのココナツ缶とマンゴー缶。大人気ぞうさんペーパーの会社がスリランカで作っているもの。売りたくないくないくらいおいしい。オーガニックの畑は3年以上農薬を使っていないことが条件だそう(そんなもんなんだ?)ですが、ここは1000年使ってない畑。でも1000年前なんて農薬もないからきっといままで使ったことがないです。と社長。限定数しか入荷していません。お早めに。

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さて昨日は活版印刷のオールライト工房のオープニング。「オ」とマークの入ったスタッフポロシャツを着て日頃お世話になっている活版印刷屋さんとプレス、友人などをお出迎えにゆく。

オールライト工房公式サイト↓
http://www.allrightkoubou.com/allrightkoubou/
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工房は鵜の木駅にある金羊社さんの一部を貸してもらっています。1年前の活版再生展でまるで「あしながおじさん」のように社長が声をかけてくれたのです。
8月初旬には、おなじみ札幌「まほうの絵ふで」でもオールライト工房活版ワークショップ開催。高田兄弟よ、実っちゃんよ頑張れ〜!
7月末には大塚いちおさんと柿木原さんもまほうの絵ふでのイベントに参加されます。ジジまわりがこぞってみんな札幌進出で面白い。
夜に活版チーム10人弱、鵜の木の居酒屋で飲む。久しぶりにみんなそろったので話すことがたくさんで大変だった。その中で一番話したのがトイレのふたを閉めないとお金がたまらないということだった。だからか!すばりジジのトイレは和式なのです。

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一昨日はようやくシネアミューズでLove letterを観てきました。
篠田さんの息づかいを知ってしまった今回は、数年前に見た景色とはあきらかに違いました。
ジジまわりのお友達と篠田いづみさんと行ったのですが、混んでるのになぜかいづみさんと私の間をひと席空けて座って観てしまった。終わったあとから友人に「篠田さんいたから空けたんでしょ?」とひょいっと言われ、ものすごく納得。
そっか一緒に観てたんだなあ。

映画といえば、先週友人と高倉健主演の「駅」を観た。理由は北海道の旅でそのロケ地の増毛にいってきたということで。もう30年も前の映画なのですが、映像も話もキャストも驚く程ぐっとくる。その後の日常、劇中に何度も流れた八代亜紀の「お酒はぬるめのかんがいい〜。」が頭をループ、しかしどうしても途中から鳥羽一郎の歌になってしまい最後まで歌えないのです。私の音程がいけないのか?歌詞の記憶がいけないのか。誰か同じ目に会ってしまう方いたら一緒に歌いましょう。

今の頭の中の歌は、もちろん
「あー私の恋は南の風にのって走るわ〜。」
これですね。

歌ってすごいな。
たぶん人生にデザインはなくても生きていかれるけど
音楽がないと生きていかれないと思うなあ。

デザイナーとしては悲しい現実だけれど
だからこそ存在意義を作るためにもっとやらんといけないのです。

自分に言ってます。

2008/7/1 火曜日

7月のジジは八百屋。spooksと本城直季の野菜もいっぱい。

Filed under: ggのこと,アーティスト — Lucy+K @ 15:46:27

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最後の企画店、
小さな雑貨屋ジジの7月は八百屋です。

7月1日(火)〜29日(火)まで

野菜は長野県中条村の丸山さん、群馬県太田市の青木さん農家から出荷。
入荷のタイミングにより野菜の内容がかわります。
次の入荷日は5日の土曜日です。

そして今月のメインアーティストはspooks(山内まゆ)の808展。
spooksファンの皆様お待たせしました。ぬいぐるみの野菜がとてつもなくキュートです。こんなに一度に種類があるのもなかなかありません。
また、写真家の本城直季さんはミニ野菜のポラロイド写真で参加。ポラ好きな本城氏の新しい一面が見られます。
食べる野菜か飾る野菜、さあどちらをお買い物?

その他参加作家:飯田竜太・umloo・押忍!手芸部・Cucumber tea・古賀充・NORITAKE・mayucopolo・山本祐布子・d.v.d. 他

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写真は、spooksの果物ぬいぐるみです。さてなんの果物だ。
答えは右はスイカで左はレモン。当てられない野菜もたくさんのおかしな仲間達。各3500円。
左の本物のレモンは、小田原の農家の減農薬レモンです。
ここのレモンはまわりのワックスコーティングがしていないのですぐに茶色なったり穴があいています。でも中身は全然大丈夫。当然このほうが皮ごとレモンの砂糖漬けなどしても身体にも環境にもよいのです。なんと3個100円で。
私もまだまだスーパーで色形で選んでしまうところもありますが、こうやって作っている人がわかれば安心して買えるもんです。だんだんこういう作物を選べるようになれるといいですね。

今月は食についても見直す月間です。

自分に言ってます。

2008/6/24 火曜日

ひまわりになりたくて。marini*monteany×ただのいぬ。

Filed under: アーティスト,犬のこと — Lucy+K @ 0:21:29

昨日22日は篠田さんの命日ということで、お墓参りにいってきました。お墓のまわりは篠田さんの大好きな黄色いひまわりがいっぱいでした。

私もひまわりが大好きで、「ただのいぬ。」の詩でも登場しています。人ってひまわりに憧れつつも、いつまでもたんぽぽでいたい気もするしきっとその繰り返し。ひまわりにもひまわりにしかわからない不安とかあったりね。そう考えるとたぶんひまわりと一緒にいるたんぽぽが一番幸せなんだろうな。ひまわりになりたくて…
そんなただのいぬ。プロジェクトは、現在、marini*monteanyが大阪のギャラリーで開催している「犬展 いろいろ、あれこれ」に参加しています。ジジで人気のイラストレーター、マリーニちゃんのイラストと共に、処分される犬の現状も少し紹介。下のポスターは、一緒にやったポスター。犬鑑札をつけると犬が処分されないよっていうものです。
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この原画も飾られているとのこと。関西方面の皆さん27日までですので是非〜。また9月には東京でも開催する予定なのでまたお知らせします。

展覧会と言えば、ジジで毎月階段の掲示板で参加してくれている「山田の書きもの」の初の展覧会がはじまりました。
そういえば、我ら兄貴の「押忍!手芸部」もぬいぐるみが人気の「spooks」のまゆちゃんも先週まで展覧会でしたし、茅ヶ崎では古賀充くんなどなど今月はジジがらみの作家さんの展覧会ラッシュなようですね。ぶらぼ〜。

そんな大好きなたくさんのアーティストたちと楽しく展開してきた毎月変わるジジもついに限定の2年間が終わろうとしています。ひまわりであるアーティストたちに囲まれた幸せなジジはこれからもたんぽぽとして頑張りますが大きな活動は一旦休止いたします。8月はその2年を振り返る月、7月は企画としては最後の八百屋です。野菜とともにspooksの山内まゆさんのぬいぐるみとH写真家がメインアーティストです!

2008/6/21 土曜日

篠田さんのこと映画監督の永田琴さんに聞きました。

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 13:00:21

来月のジジは八百屋です。野菜売ります。作家も参戦です。というわけで今月の篠田昇展も残すところあと1週間ほどになってしまいた。
リピーター組も含め最近はタイミングにより店内が混み合ってしまい、ご迷惑おかけしております。といっても6、7人でギュウギュウという小さな店内なので、混むという表現も正しくないというか、とにかく狭いのが原因です、すみません。特に平日の夕方以降、土日は入場をおまちいただくこともあるかと思いますが何卒ご了承ください。

そんなにも愛される篠田さんについては、店内でも監督方に素敵なコメントをいただいておりますが、
今日はなんと、ご来店いただけないジジブログ読者のために特別、現場の篠田さんをよーく知る映画監督永田琴さんにお話をうかがいました!楽しく素敵な女性の永田琴さんには、篠田さんのモノマネをたくさんしてもらったり(かなり面白い!)、今回の設営でもいろいろと相談にのっていただいていました。

小山:永田さんは岩井俊二監督の助監督をされていたそうですがどの映画のどんなときに篠田さんとご一緒されていたのですか?

永田:そもそも、岩井さんの助手をすることになったのは篠田さんの紹介なんです。丁度、行定さんが岩井さんの助監督をやめられた時期で、四月物語の撮影の少し後でした。松たか子さんのプロモーションビデオを撮ったのが最初です。篠田さんに連れて行かれ、制作の仕事をしました。助監督の仕事もしたのかな?(その頃の私はウィルコという会社に所属)
その後、何度か篠田さんにつれられて岩井さんの現場へいき、そのうち岩井さんから直接声がかかるように。岩井さんと篠田さんの現場で特に印象的なのは「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」ですが、篠田さんにはこんな感じでいろんな現場に連れて行かれました。CMとかPVとか…。篠田さんの撮影は、カメラ機材、カメラワークに始まってロケーション等、段取りをきっちりやらないと撮影出来ないことが多かったので、篠田さんのわがままを聞いてくれる制作部が必要だったんです。そんな理由で、制作部は連れて行くから、なんてことがまかり通っていました。あえて制作部としていますが、私は制作部と助監督を両方一緒にやってきたので特殊なのですがそういう言い方になってます。
私が監督になってから、一度だけ篠田さんに撮影を担当してもらったことがあります。キットカットのCMです。最初で最後になってしまったけど…すごく思い出に残ってます。珍しく私に気を遣ってくれて、「琴!……さん」とかよばれたりして。。。。なにも心配しなくても、絶対満足できるモノ撮ってやるぞ、ていう暖かい心意気が伝わってきて、安心して撮影に臨めました。大切な作品の一つになりました。

小山:そんな篠田さんは現場でどんな方だったのでしょう?

永田:一言でいうなら、ガキ大将でしょうか。人を呼ぶときは、口に指を挟んでならす口笛をつかったり(指笛?)、現場中になんか冷たいなぁと思ったら水鉄砲で水をかけまくっていたり、もういたずらといういたずらすべてでもって、周りのスタッフを脅かす(?!)ような人です。篠田さんの手にかかったらなんでもおもちゃなんです。
地方ロケなんかいくと大変です。トランシーバーを切ると怒られるんです。ホテルの部屋にいても、「琴、きいてるか?」「飯食った?」「いまからシャワー浴びるぞ」などなど…トランシーバーを使って、逐一連絡を取ってくるんです。切ったりなんかしたら、あとで「おまえトランシーバー切ってるだろ」とマジで怒られましたから(^_^; プライベートくれよ…って、思いましたね。
そんなガキ大将なのに、仕事は丁寧でした。よく「琴!おまえ乱雑だな」「もっと仕事は繊細に!」って怒られました。
ガキ大将の篠田さんにいわれたくない!と思ったりもするんですが、見ていると篠田さんの仕事は本当に丁寧で、びっくりするんです。切ったり貼ったり、道具を動かしたり…しかもいろんなアイデア持っているのでどうやってもかないませんでしたね。

小山:篠田さんは現場でのムードメーカーだったんですね。思い出に残る言葉はありますか?

永田:たくさんありすぎて…ですが、なぜか今ふっと頭に出てきたのは… 篠田さんの愛車、クラシックのベンツに乗せてもらったとき、「何聴く?」といって、一方的にビートルズをかけてくれました。丁度新しいスピーカーに替えたばかりで、絶好調のサウンドでした。その時の一言。
「動くマジソンスクエアーガーデン!」
つい、思い出し笑いをしてしまいます。

小山:さて、そんな篠田DNAを注がれ続けていた永田さん、昨年話題となった映画『Little DJ-小さな恋の物語-』の監督を手掛けられていますが、今後の予定は何かありますか?また、せっかくなのでご自身の宣伝などあればお願いします!
永田:もうすぐ新作の映画撮影に入ります。内容はまだお教えできないですが、来年お披露目できると思いますので、是非見て下さい。現在奮闘中です!
それともう一つ。「かわいいカノン」(季東将司著 徳間書店刊行)という小説が発売されました!縁あって知り合った作家で、彼から送られてきた小説をプロデュース的な立場で書籍にすることができました。とっても純粋で瑞々しい物語です。是非よんでください。

小山:では最後に永田さんから篠田さんへひとこと。

永田:篠田さんが教えてくれたたくさんの事や経験は、私の映画人生においての財産です。篠田さん、本当にありがとう!

小山:琴さん貴重なお話をありがとうございました。

明日は篠田さんの命日です。雨が好きな篠田さんはもう降らせてますね。

2008/6/6 金曜日

6月6日。作品の前にまずは「愛」ですよね、篠田さん。

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 13:44:33

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連日たくさんのファンの方にご来場いただいている篠田昇ポラロイド展ですが、篠田さんを知らない人も、今月のジジに入るとなぜか皆、ファンになってしまうという…そんな不思議な月です。映画キャメラマンとしての秀逸さは後に触れるとして、まずはその人柄、生き方に吸い込まれてゆくのだと思います。映画もすばらしいし写真もいい。でも、その前にまず「愛」です。篠田さんは愛で生きる人なんですよね。

といっても私はお会いしたことがあるわけではありません。
そんな篠田さんを知らない人のために、今展覧会では、生前親しかった映画監督のみなさんに篠田さんについてのお話をいただき展示しています。まずは、自身の映画作品ではほとんどを共にされている岩井俊二監督。そして、仕事以外でもよく一緒だったという長澤雅彦監督からは、まだ暇な時代(笑)から入院生活に至るまでの思い出話をたっぷりと。また、遺作となった話題作「世界の中心で、愛をさけぶ」を監督された行定勳監督からも。それぞれの文章からは、篠田昇という偉大であたたかい人柄が手にとるように伝わってきます。そして昨日、井筒和幸監督からもひと言届きましたので週末には展示しておきます。そう、篠田さんはデビュー以来、井筒監督作品も多く手掛けていました。是非ご来場ください。

さて今日は6月6日。なんの日だ。
別に問うほどのことでもないのですが、実は6年前、前社で雑貨屋企画指令が私とサチコにくだされたのが2002年の6月6日でした。企画が動き出した日です。それから少ししてggという名前がついて、「雑貨屋をつくることにしました。」の本が出て、デザインの仕事をする傍ら移動式雑貨屋を4年間展開した後、たくさんの人に支えられながら2006年8月ようやく小さな8坪のお店ができました。人の愛が行き交うシステムをと2年限定ではじめた月変わりの無茶なお店も残すところあと2回。今月の篠田さんの愛たっぷりのジジは偶然のような必然のような。。愛がすべてとは言わないけれど愛がなければ良い作品は、残らない。私の少ない経験の中で唯一はっきり言えること。これまで出会った皆様の愛に感謝です。

そしてもうひとつ、私も一緒に企画している活版印刷のオールライト工房が、本日6月6日オープンしました!こちらも昔ながらの素晴らしい職人さん、印刷物や文字に対するみんなの愛によってスタートすることができました。今月のジジの篠田さんのDMの表面も実はオールライト工房で1枚1枚手作業(!)で活版印刷をしてもらっています。兄様ほんとうにありがとう!
katsuji.jpg活字といいます。

篠田さんの仕事にしろ活版印刷にしろポラロイドカメラにしろ、新しい技術がうまれる中で、変わらずにいたい部分もありますよね。決して古いものアナログが残ればいいという単純な話しではなくて、物体自体はなくなっても最先端な仕組みの中で実はとても必要なものは、人の手や気持ちなのだと思います。その気持ちを頭だけで保ち続けるのはおそらく難しいので、活版やポラロイドのように実際の作業を少しでも残したり、篠田さんのような仕事の紹介をしたりする機会を増やせるようにしたいものです。
なんて、先日もまる1日携帯をお店に忘れて携帯に頼りっきりの私は、まわりに大迷惑をかけてしまう始末。かと思えば、パソコンの接続などさっぱり苦手でいつも人にヘルプを出す、まったくもって最先端とアナログを共存できていないいまいちな私ですが今後ともよろしくお願いします。

UFOもおっこちるほどの6月6日はなんだか感慨深いものがあります。

2008/5/29 木曜日

喫茶マンガ本日で終了。6月は篠田昇展!

Filed under: アーティスト,豆知識 — Lucy+K @ 16:48:37

毎月変わる8坪の小さなお店「gg」。5月は「喫茶マンガ」でした。本日で最終日となります。お越しいただきましたみなさまありがとうございました!盛りだくさんなイベント多しの今月、この狭い部屋でよく出来たものです。作家のみなさん、そしてお客様、窮屈でごめんなさい。でも仕方ない、ということでご紹介していなかったことをダイジェストで。
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こちらメイン側の展示コーナー。

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上の3点がアーティストの北島 敬明 さんがあるマンガのページの絵をぬいてキャンパスに描いた作品。
そこに、他のクリエイターがストーリーをつけて発表したものが下の作品です。 参加者は岡山真子、小宮由美子、飯田竜太、toastie、青木美詠子、笠原千昌、蛭田瑞穂(定形外)、ミヤギフトシ、吉田ユニのみなさんでした。今回は広告業界でバリバリのコピーライター対アーティスト。ことば対表現はとてもおもしろい。このメイン作品で北島さんは、大好きな井上雄彦の「スラムダンク」から選んだページとのこと。井上ファンは何ページかとかわかっちゃうのかしら。。スラムダンクは今月の80人に聞いた好きなマンガアンケートでもベスト3に入っていました。現在上野の森美術館ではそんな人気漫画家「井上雄彦 最後のマンガ展」開催中。みなきゃね。そっか、Mくんどうでした?

その他の今月の一日マスターの様子。
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左はBB(左の金髪の人)の一日店長の日、フランスのテレビ局からの取材も。右は23日の写真家の本城直季店長のようす。手前の黄色いマイエスプレッソ機械をもってきた。年々様になってくる、いつかコーヒー屋さんをやるのだろう。

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24日のアーティスト飯田竜太一日店長 「飯田竜太の小箱」一日こもりっきりで公開制作、そのまわりでみんながマンガを読む不思議な風景。この日は、佐賀から(!)メインアーティストの北島さんも上京もされ、夜には若手作家交流ご飯会。若手アーティストならではの悩みはお互いの刺激が一番です。その後、静岡に住む飯田くんはかわいい母子のもとへ帰っていきました。

最後におたからぶっけん。
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これ、なんだかわかりますか。じ、じつは手塚治虫をはじめとした錚々たる漫画家が住んだトキワ荘の、実際の壁です。1982年の解体にあたり、鈴木伸一(アニメーション作家・漫画家。「ラーメンの小池さん」のモデル)、石ノ森章太郎、藤子不二雄の二人、つのだじろうがサインをしています。この壁が位置していたのは、かつて手塚治虫が住み、藤子不二雄に譲り渡した部屋(詳細は「まんが道」を参照ください)。実はお友達のO西くんが大学の先生から借りてきてくれて、今月のジジのすみっこにひっそりおいてあったのですが恐れ多くて発表できずにいました(笑)。でも最終日だからいいかね、見たい人は今日の20時まで!

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それからこちらは犬月間で参加されていたモーリーさんご自慢の永井豪さんのサイン色紙 と絵本「三丁目が戦争です」 
永井豪×筒井康隆 すごいからすごいから。右はそんな犬月間参加の「いぬばか」作家、桜木さんからもらったサインです。

来月の6月の篠田昇+ポラロイド展 お楽しみに。

2008/5/24 土曜日

FROGMAN 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIEII本日公開

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 5:00:48

いやー。本日の写真家、本城直季マスターのカフェ、おいしかったです。最近(てゆうか、おとつい)いろいろな事件があったのでようやくホッとした時間をいただきました。ハート3つ!
神様からのサインはごもっともなときにちゃんとやってくるものです。日々反省と喜びをかみしめながら。

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さて今月参加のアーティスト蛙男商会のFROGMANの作品 劇場版2作目である『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II〜私を愛した黒烏龍茶〜』が、本日5/24より、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行上映開始公開です! 
http://www.takamovie.jp 映画まってました!
FROGMAN氏の手掛けた作品は、アニメーションソフト「Flash」によって作られ、監督・脚本・キャラクターデザイン・録音・編集・声の出演などを一人でこなしてしまうというなんとも面白い作品たち。ほんとにかゆいところにうまく入り込んでくる。ちなみに私のオススメは、ニュース23でやっている時事問題のアニメーション。そうジジ問題。gg問題。面白キャラがシュールにやさしく社会問題を教えてくれます。よかったら是非。

そもそも最近島根県に縁のある私。
ただのいぬ。展in島根では、県立美術館で4000人の来場。島根の皆様にほんとうにお世話になりました。そんな島根びいきの私なので、島根とか出雲とか聞くとピクっとします。そんな流れでピクっとしたのが、FROGMANさんだったわけです。現在島根在住のため島根応援グッズまで企画されています。
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今月のジジでは貴重な『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE』グッズコーナーがありますので是非映像もあわせてお楽しみください。

***
それから映画といえば。来月6月のジジは、映画の撮影カメラマン篠田昇ポラロイド展です。
岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』『スワロウテイル』『花とアリス』や、行定勲監督の『世界の中心で、愛をさけぶ』など話題の映画作品を数多く手掛けている名カメラマン、篠田昇さんは映像の他に大好きな写真も撮りためていました。来月はそんな篠田さんの映画紹介とともにポラロイド写真を展示いたします。なんと特別連動企画として篠田さんの撮った「Love Letter」(1995岩井監督)が劇場上映決定!詳細はggトップページの6月の企画ご覧ください。
今日韓国人のお友達みんなでご飯を食べたんですが、韓国で岩井監督の作品はとっても有名で、中山美穂さん主演の「Love Letter」といえば、若者はほとんど知っているって。

世界共通の音楽と映画はやっぱいいよね。

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