2010/6/28 月曜日

インドダイジェスト+ボリウッドダンス!!!

Filed under: アーティスト — Lucy+K @ 6:15:39

しばらくまたご無沙汰してしまいました小山です。

おくらばせながら東インドオリッサ展にお越し頂いたみなさま、ご協力いただいたみなさまありがとうございました。

服部さんより展示風景の写真が届きましたので、展覧会に行かれなかった方のためにダイジェスト写真アップしておきます。
odisha_exhibition-009.jpg

入ってサリーの前左に、いきなり雑貨マーケット。さちこ店長も出勤して、gg出張店のようになっていた。

odisha_exhibition-011.jpg

サリーをくぐってなんと手前は本物のブーゲンビリア!

その先は工芸品の展示。

odisha_exhibition-044.jpg

右を向けば寺院とウシ。

今回の会場設定ひろかったな。。設計苦労しました。
odisha_exhibition-005.jpg
サリーの模様全部織りなんです!美しすぎる。
odisha_exhibition-022.jpg

そしてつきあたりにカフェ。壁画はオリッサの街に実際描かれている絵のオマージュ。むっちゃんありがとう。

このカフェ はときにはダンスのワークショップをしたり、

またあるときはオリッサ料理を研究している香取先生の料理教室がありました。
odishakatori.jpg

おいしすぎました。
odisha_exhibition-041.jpg

寺院の中では小野雅子さんと一緒にオディッシーが踊れる最新システムでおおはしゃぎ。(ちょっとこどもくつろぎすぎなんだけど。)

右の写真の柱は実際の太陽寺院の彫刻の一部を撮影して出力したもの。でもなぜか立体に見えて好評でした。

その右奥には雅子さんのオディッシーダンスの映像を流していました。

今回実は映像にかなり力をいれていて、ものづくり職人のところとオリッサの景色をあわせ会場内4カ所に設置。音も現地の実録を流したりでかなり満腹オリッサだったはずです。

それからひとつ下の3階では、インドのハギレや新聞などを使ったアーティストの展示をしていました。
odisha3F01.jpg

odisha3F02.jpg

参加作家 は
青木むすび、スギハラケイタロウ、飯田竜太、feltico、GOH、辻恵子、金森美也子、マスミツケンタロウ、まほうの絵ふで

のみなさんでした。ほんとに素晴らしかったです。実はこの日本作家の作品は、インドでの巡回展に旅立つことになりそうです。写真は今度みなさんの分載せます。

*
オリッサ展最終日の夜はスーパーデラックスで開催されたパーティ「六本木インド化計画(by toastie presents)」で幕を閉じました。

打ち上げともいえるインドイベントのクライマックスは小野さんのダンスの他にもアーティスト多数参加(来日オリッサ人のリンクーも!)。パーティの最後には、私がオリッサですっかりはまってしまった念願のボリウッドダンスをみんなで踊れたのでハッピーでした。その様子はトースティがあげてましたのでこちらで http://www.ustream.tv/recorded/7635461(前半2分がボリウッドダンスそのあとは、リンクー。) ダンスべたな私もサリーで踊ってます。

*

そんなオリッサを旅したggの「トラベルノーツ」(カードセット)が7月に発売となります! 詳しくはジジのウェブショップでご確認ください。

インドのサリーのこと。

Filed under: 豆知識 — Lucy+K @ 6:10:31

odisha_exhibition-054.jpg

会場内で展示していた長い布はサリーのための生地です。

すべてオリッサで買ってきました。

サリーは 色も模様もすごく綺麗で、また5メートルもの布を身にまとい服になるという仕組みもすごいことです。長く肩から後ろにたらした部分は頭にも巻けて日よけになったり、暑すぎるインドではすごくりにかなっています。

今回期間中はオディッシーの衣装、又はサリーを来ての撮影会がありました。オリッサ人の奥様が着付けをしてくれて 写真家の服部さんが撮影を担当。

着付け撮影会は大人気で朝から若い女性たちの行列ができていました。その中の一枚。

odissi_kitsuke_10-6-6-330.jpg

と失礼!こちらのマダムはスペシャルゲストでオリッサから展覧会にあわせ来日してくれていたドリーンさんです。毎日会場にいてくれて毎日違うサリーをきてくれていたんです。彼女のおかげで  とてもインドらしい空間になりました。
で、次の写真は、ジジ倶楽部の女子チームが着付けにやってきてたので載せときます(笑)。
odissi_kitsuke.jpg

かわいい!!!

しかも地方によりいろんな巻き方があるんですよ。

でも最近のインドでは、デリなどの中心地ではグローバル化が進みあまりサリーは、着られていません。オリッサでも中心部では半分くらいですかね。でもまだオリッサは少し田舎に行けば、サリーが多いです。なくなってくるのはなんだか寂しいですが、昔の日本が欧米化で着物を着なくなっていったような流れなんでしょう。ひとんちのことをとやかくいえる立場ではありません。

*
そういえば、去年一回目にインドに行った時、私は西インドのほうのナグプールという街へ一週間くらい立ち寄りました。インド仏教の佐々井さんがいるところです。(この街については、またいつの日か詳しくお話します)

そこは、まだほとんどの人がサリーか、その生地でできた普段着でした。

sari0.jpg 何気ない道ばたの女性たちもみんなサリー。
しかも、私ははじめてのインドで目立ってはいけないと思っていたから、とにかく地味で汚さそうなかっこうをがんばってしていったのに 、ホームステイ先のママから、「女性がそんなみすぼらしい格好で外を出歩いちゃいけません。」と言われ、なんと毎日ママのサリーに着替えさせられたのです。

持っていった自分の服なんてここでは1日しか着なかった。

その変身ぶりがあまりに面白いので毎日借りた服の写真アップします。

ここから先は、暇つぶしに。

fuku.jpg

右側の怪しい人物がナグプール初日のわたし。まずは日本の服でせいいっぱい目立たないようなスタイリング。頭は帽子では隠す範囲がたりなく日差しが暑いのでスカーフをかぶってないとヤバいとママがくれた。普通が45度とかですから。

自分的には完璧な格好と思っていた。

次の日ちょっとした式典にいくことになっていたので

前日の私の服を見かねて ママたちが騒ぎ出す。
sari3.jpg 着付けがはじまる。

右手前服部さん撮影しながらたぶんおもしろがってる。

街へ繰り出すと、

sari4.jpg

どうみても目立っている。

でも確かにここまでくれば逆にこの人に悪さをしようとは思わないかも。
となりは映像担当三旅さん。たぶんこちらもおもしろがってる。

家にいるときも
sari6.jpg翌日着せられた普段着

sari2.jpg またお出かけ用にサリー

sari5.jpg 散歩ようの服

sari1.jpgまたサリー

sari7.jpg 遺跡にいくための服

これは日本ぽい。
しかし遺跡の頂上は暑すぎてやっぱりスカーフをかぶる。
sari8.jpg

腕が焼けないように全身すっぽり、こんな巻き方で歩き回っていた。

これはなかなか良い絵だ。
しまいには暑すぎて

焼けないようにこんなことになっていた。

sari9.jpg

もうどんな格好でもよくなりどうしたら肌を隠せるかしか考えなくなってくる。

ふりかえればこのステイ先のインド人ママのおかげでとてもいい記念になった。

そうか、郷に入れば郷に従え(あってる?)

つまりそこのひとたちと一緒の格好が一番目立たないのね。

あくまでもナグプールでの小山の話です。

機会があれば是非サリーきてみてください。


top